秋の気候となり、
過ごしやすい時期となってきましたね
先日、当施設をご利用頂いている方が
海外旅行へ行かれたという嬉しい報告がありました
そのご報告を受けて、
今回は、『外出』について考えていきたいと思います。
外出の目的は人それぞれですが、
買い物・通院・散歩・趣味/余暇/社会活動・知人/親戚の訪問、仕事など多様です。
内閣府の調査によると主な目的は以下の通りです。
1位 近所のスーパーや商店での買い物 80.7%
2位 通院 45.2%
3位 趣味/余暇/社会活動 44.6%
男女別の目的
【男性】散歩・仕事など
【女性】近所のスーパーや商店での買い物、銀行や役所、知人/親戚の訪問
脳卒中の後遺症が残ると身体が動かしにくかったり、
精神的にも体力や転倒に対する不安・落ち込みで外出をしたくないと
思う方が多いと思います。
では、外出をしないとどうなるか?
以下のような様々なデメリットが考えられます。
①体力低下(動きたくない。動けない。)
↓
筋力低下
↓
動きは改善せず、場合によっては介助量が増える
②精神的な落ち込み、ふさぎ込み(何も考えたくない。何もできない。)
↓
リハビリや活動に積極的になれない
↓
動きは改善せず、場合によっては介助量が増える
③認知面の低下(何も考えなくても受け身の生活)
↓
時間管理能力の低下、計算・判断能力の低下など
↓
日付感覚や時間感覚がわからず認知機能が低下し、
他者との会話が成立しにくくなり孤独 となる
皆さんが外出に慎重になるのも
すごくよくわかります。
事前準備をして少しずつ外出してみませんか?
当施設には、
「当施設に通いたい!!」と思ってくださり、
退院後一人で外出したことがなく、
ましてや一人で電車に乗ったことがない方が
毎週電車に乗ってきてくださったりしています。
それも一人ではなく、何人かいらっしゃいます。
何か目的を作ることが大切だなと実感しました
お困りの方がいらっしゃいましたら、
ぜひ何かお役に立ちたいと思っていますので
当施設までご相談ください