作業内容 クロ作り、水路掘り、ワラ切り
参加人数 ８名（大人５、子供３）
いよいよ２０１２年のどんぐり農園の田んぼがスタートしました。当日は予報よりも寒さを感じましたが、着いてすぐに火をたくので直ぐに体は暖まります。都心に近い住宅地で暖をとれるのは本当に贅沢な気分にさせられますね。
この日はまず田んぼから水を出すために切っていたクロに平クワやスコップで泥を塗りました。お風呂でいうところの栓をしたイメージです。
次に水路の整備です。冬の間落ち葉で覆われていた水路から枯葉を取り出し水が流れるようにしました。子どもたちも自分のペース、やり方でお手伝い。冬眠していたアカガエルが目を覚ましようです。
ここまでの作業で田んぼに水を入れる準備は終了です。あとは暫く水が漏れずに溜まるか様子を見ることになります。ご存じない方のために、どんぐり農園の水は全て山からの清水です。水路を登って行くと途中からは明確な水の流れは消え、山側からじわっと湧出しています。これも谷戸田の特徴の一つです。
昼食後は去年稲刈りした栄光の藁を細かく刻んで田んぼに戻しました。田んぼで出来たものは田んぼに戻す、シンプルな考えがベースです。
反対に落ち葉などは田んぼには適しません。発酵するまでに相当な時間がかかり、どぶのようなメタンガスを大量に発生させ、田んぼの水が酸欠状態になってしまうからです。５月の田植えの時期に不耕起とは何かなどの話しと合わせて、また木村さんから説明があるとおもいますのでお楽しみに。
どんぐり農園の田んぼはこれからどんどん変わっていきます。その自然の変化を楽しみに皆さんも遊びに来て下さい。
杉田
iPhoneからの投稿