豪雨から1週間。「瀕死の状態」陥っていたニンジンは介抱の甲斐あってか順調な回復を見せている。このまま成長を続ければ十分な収獲（200kg以上を目標）が可能と思われる。いつものことながら捕らぬ狸の皮算用をしているのだが。

ほうれん草は「再起不能か」と思われたが後遺症は残ったものの新しい芽が伸び始め、半分くらいは収穫できるのではないかと微かな期待を抱かせるまでになってきた。はたしてどうなることやら。まだ楽観は許されない。

そして、8月22日に植え付けたじゃが芋は、雨で固まってしまった土を力強く持ち上げ、ようやく芽を出し始めた。柔らかそうに見える芽のどこにそんなエネルギーがあるのかと感心する。

私は、こうした野菜たちの生命力にまだまだ未来の子供たちのために野菜づくりに励まねばと元気をもらう。

キャベツとブロッコリーは合わせて200株ほど植え付けたが、防虫ネットを張ってあるもののすでに4割近くが虫の害にあってしまった。虫たちも良く知ったもので美味しい成長点から食べていくので始末が悪い。その株はあきらめざるを得ない。

かと言って、虫に負けるわけにはいかない。昨日、キャベツを100粒ほど蒔き直した。ブロッコリーと混在するところも出来るが、欠株のところに植え付けるつもりだ。最初に植えた分と収穫時期がずれるので丁度いいかもと子供じみた負け惜しみも頭にチラリ。

9月4日、白菜をセルトレーに蒔き、5日、大根は直播きにした。すでに、芽を出している。今度こそは虫害にあわないようにと入念に防虫ネットを張った。でも、敵もさるもの、どこからともなくやってくる。これからも戦いは続く。虫との根競べだ。

秋野菜の状況あれこれ