９月１８日（日）益子の森で第三回キッズアートニコ 行いました
午前中、午後共に１３人のお子さんが参加してくださいました
下は１才から上は８才まで
残暑でかなりの厚さの中みなさん元気いっぱい制作してくれました
まずは大きさの違う二枚の板にアクリル絵の具で色を付けます
色をつけたら重ねて乾かします
今回はあえて筆を使わずにスポンジで色を付けました
色々な質感がでたり、混色したり、重ねたり…
とにかく素晴らしい色彩感覚
私はいっさい指導はしていません!
子供たちはどんどん好きな色を塗っていきました
絵の具が乾く間に益子の森へコラージュに使う枝や葉っぱ、松ぼっくり、木の実を拾いに行きました
益子の森は自然がいっぱい。
よく見ると色々な大きさや形の葉っぱがあります。
沢山の収穫物をバックに入れたらお部屋に戻ってコラージュ開始
こちらも指導は全くしていないのですが、私には全く予想もつかない配置の仕方や重ね方で次々に作品を完成させていく子供たち
私はもう感動の涙目で作品の完成を見守りました
出来上がった作品
年長男の子 赤と緑のコントラストがきれい 補色を教えなくても子供は自分で勝手に選ぶんですねぇ
対象の配置も綺麗です
１歳女の子 色使いがとても自由で綺麗 全部塗らずに余白が残っているんですが滲んでいるような不思議な雰囲気
年中男の子 とっても繊細な色使い、そしてモチーフの置き方もなんだか音符のようでとっても繊細です
年中男の子 中の小さい板は夜 外の板は朝だそうです 自分の中でテーマや物語を作っているんですね！
真ん中に置いた太い棒が男らしい
年長女の子 カラフルな色使いですが、とてもよくまとまっています紫と補色の黄色を対角線上に配置したからでしょうか トロピカルで元気がでる作品
年長女の子 緑の板に緑の葉っぱが綺麗！でも緑も色々な色を入れているんですね はみ出すほどたくさんのモチーフを同系色の緑がうまくまとめてます
年中男の子 大きい板の色！実物はとっても複雑で深い色です それと対照的に小さい板の色を塗っている
葉っぱを裏表にして重ねて貼ったりとっても工夫が見られます
年少男の子 黒っぽい色とシルバーっぽい色はまるで宇宙のようです 枝を横ではなく小さく折って縦に貼ったりして立体感のある作品！
小２男の子 幾何学的な美しさに既に目覚めている小２男子 板の色を単色で塗ったので余計に対照の美が引き立ちます
小２女の子 シルバーっぽい色とゴールドっぽいいろを自分で混色で作ってしまいました！すごい！バックのような持ち手をつけたり、葉っぱの耳をつけたり遊び心がありますね～
年少女の子 塗り方や板の張り方はとってもダイナミックで自由なのですが、色はとても繊細な優しい色に仕上がっています 小さい板が時計の文字盤のようになっている！
年少男の子 今日が誕生日でした！手形をのこしてくれました 色使いが男らしい力強さを感じます モチーフの張り方も大きな枝を使ってダイナミックです
年長女の子 スポンジの凸凹をうまく使って面白い絵肌を生み出していました お誕生会みたいな感じがします
！アクセントの黄色がとってもいい感じです
小女の子 絵本の一頁のよう 小人やリスたちが飛び出してきそうですよね！淡い色合いでまとめたのもメルヘンチックです
３歳男の子 モチーフが大きくてダイナミックで力強い 石やセミの抜け殻まで貼ってある！
小１女の子 紅葉のようなとっても綺麗な色です 斜め上に向かって方向性を感じる不思議な作品
２歳男の子 色の塗り方でぼかしているような、滲んでいるような不思議な雰囲気を出しています。板の張り方もユニークで面白い
５歳女の子 両端を茶色で塗ってなんだか舞台？のような。これからお話が始まるような物語を感じます
葉っぱ達がおしゃべりしてるみたいですね
２歳女の子 色使いがとっても爽やかで清々しい！黄色い葉っぱばかりを集めて貼ってくれました。バックのブルーと良くあっていますね！
小１女の子 爽やか～ミントのような よく見るとお皿にお箸に…お料理？！お月見のような立体的な作品
写真を撮り忘れてアップできない作品もありました…
とにかく私は子供たちの感性に驚かされ、感動してしまいました
私が作っていったサンプルは恥ずかしくて載せられません…
子供たちは自らの中に素晴らしい感覚、センスを持っているんですね
終わってから何人かの方からメールをいただき、子供たちがとっても楽しくて、帰ってからも楽しかった楽しかったと言っていた
とのこと
私自身このイベントで涙が出るほど癒されました。
子供自身に、人間自信に備わっている内なる感性をどんどんこうやって表現していってほしいです
感謝感動の一日でした！