大阪で開催された有安杏果ちゃんのサクライブ2021の振替公演に行って来ました


私が流したのは仙台公演なんですが、より近い大阪にチケットをご用意いただきました



というわけで、日帰りです



2時間半ぐらいなんでね



福岡も大阪も緊急事態宣言中ではあるんですが、なんとなく、行かないと後悔する予感があって



席は8列目の端(何故か5が端)でしたが、普段より席の広さに余裕がある分、だいぶ遠い感じでした


私の視力では、表情はほとんど見えませんでしたが、ヲタクには“心の眼”があるから大丈夫です👍





ライブは本当に素晴らしかったです


今年のサクライブは杏果ちゃん1人での弾き語りなんですが、自分のリズムで曲を奏でられるので、ほとんどの曲の作者である彼女自身が表現したい形で表現できるんです

これは大きいですよね


いつも組んでるバンドは優秀なメンバーが揃ってて素晴らしいんですけど、これまでは、そのメンバーのアレンジやプレイに懸命に着いていく感じだったと思うんです

当然、その恵まれた経験が、彼女の能力を伸ばす糧になったのは間違いないでしょう


でも今年、自分の表現を見つめ直せたこと、それに向けて練習する時間がたっぷりあったこと(コロナのおかげウシシ)が、彼女のスキルを飛躍的に伸ばしました



そして、内面は相変わらず


1曲目にもってきたのは“虹む涙”

“私のせいで苦しんだファンの涙を集めて虹に変えられたら”という思いで書いた曲


今回は“私”じゃなくて“コロナのせい”ですが、“みんなの涙を集めて虹に”という思いは共通なんでしょうね



細かいセトリは、彼女自身があげてるので、そちらをご覧ください

私が毎回楽しみにしてる“色えんぴつ”

難解で暗くて、あまり好きじゃないって方も少なからずおられる曲ですが、そういう方にこそ、弾き語りverを聴いて欲しいです


私は暗い曲・難解な曲がもともと好きなメタル・プログレおじさんで、オシャレダンスナンバーが嫌いです

でも、弾き語りの“LAST SCENE”・“Do you know”は好きです

こういう曲だったんだポーンと驚いてます



自分の曲を自分のリズムで奏でてるので、歌ものびのびとして、表現力が豊かになってます


カバーの2曲も良かったです


アンコールも4曲あっておねがい


最後は“RUNAWAY”


ギターで勢いよく始まりましたが、最初の方で何回か歌えなくなる場面が…


何度も延期した大阪公演が開催できて、最後の曲で感極まったんだろうと思ってたんですが、その後のMCで理由が判明しました



コレです


“RUNAWAY”が終わったら、この発表をしないといけないって思ったら歌えなかった


そう、本質は変わってないんですよね



でも、それと同時に、ソロアーティストとしてバンドを雇う側としての責任があります


バンドを雇う=その何倍かのスタッフが必要になり、感染リスクが大幅に高くなる


大事なメンバーを守るために、中止を決断した


そう、彼女が決断しないといけない



相当悩んで決断したことでしょう



飛躍的にスキルを伸ばした彼女が、あのハイレベルなバンドと改めて絡んだら、どういう化学反応が起きるのか

観られる機会が先延ばしになるのは、そりゃ残念ですが、彼女が悩んで出した決断に異論などありません


その間に、さらにレベルアップしてるんでしょうから、それを楽しみに待ちますよ👍




暗い雰囲気になったからって言って、“ナツオモイ”をもう1回(2回目はギターで)聴けたし、大満足なライブでしたよ爆笑



行かなかったら絶対後悔してたな照れ