毎日が夏休みだったらいいのに!ダラダラしたい!

というわけで今年も夏がやってきちまってC84が終わるとあっという間に年末になってしまうんですよね。嗚呼・・・。


そんな俺の生きた証でもいくつか改めてまとめをば


その1!

φnality Blast 2ndEP「Fenrir Heart」8/12(月) 西地区 “こ-16b”

http://finalityblast.wix.com/fblastofficial

http://youtu.be/xcnF0-5xrXw

これは前回も書きましたね。
作曲から雑用までいっぱい働きました。まさかアートワークを俺がやる日が来るとはおもわなかったのだぜ・・・。
あと2013年にこれやるのか・・・っていう一度はやってみたかった小細工をCDの方に施してます。あ、800円の予定です。

また今回の新譜に収録しているMoonCHILDを先行でオレオレウサギ様のWebコンピ"Kaleidosc[A]pe" に収録させていただきました。試聴によし普通に23曲もあるしフリーDLなので是否どうぞ。

http://oreoreusagi.web.fc2.com/cp1/kaleidoscape.html



その2!
infinity universe様のコンピにSick Of Nailで1曲!

http://infiniteuniverse-web.com/iu_flyer.html

コンピに誘ってもらえるのはなかなか一枚作り上げる気力のわかない我々のような存在にはとてもありがたい限りです。こちらはたしかふぁいぶらと隣みたいなんでせっかくだから両方買ってください。


その3!
Nigrante様に2曲提供してます!

http://nigrante.com/deana/index.html

これも俺まだ完成品データとかさえきかせてもらってなくてよくわからないのですがジェヘナのすうぇさんもいるしきっとよくできてると思います!

その4!
『アルベルトさんの悪魔城CD Extra CCC』で1曲ギターをば。
なんと6曲入りで無料とな。デフレだデフレ!!
東T-42bのUNDEAD CORPORATION様に委託のようですよ。参加者なんだか見覚えのある人たちばかりでなんだかとても安心できますね。


ああ、あとまた最近ボカロ買って曲作ってみたのでよければきいてみてください。



いやーなんだかんだ俺にしては今年の上半期いっぱい働いた気がします。おかげさまでまだエスカ&ロジーのアトリエ一周もおわってません!
ようやくそろそろ遊べるかと思いきやもう冬コミまで4ヶ月なんだぜ・・・。SON11月にライブもあるじゃないか・・・。
まだまだ暇で死にそうなんて言葉は間違っても吐けそうになくて僕は幸せです。
ようし!ようやくブログっぽい宣伝的なネタができたぞ!

夏コミ参加作品についてだ!

まずは今年の頭にはじめたサークルφnality Blastにて2ndEP「Fenrir Heart」
を頒布します!

http://finalityblast.wix.com/fblastofficial

http://youtu.be/xcnF0-5xrXw

この局面で学生のときのやつらと始めるという。頻繁に酒は飲んでたのでやりやすいのはあるんだけど息抜きではじめたのに作業量が意外な程多くてかなりの睡眠時間を削りました。おかげさまでなかなか捻くれたメロスピが出来たんじゃないでしょうかね。


次はSick Of Nailにてinfinity universe様のコンピに参加させてもらいます!

http://infiniteuniverse-web.com/iu_flyer.html

メンツが豪華だよ!怖いよ!
こちらは我々も他のバンドさんは聴いてないので蓋をあけてのお楽しみになっているんだよ。
あと11月に久しぶりにSONでライブするよ!

あとはまだ情報解禁されてないのかどうなのかよくわからないから詳しくは言わないでおきます。なんだろう、この季節ツイッターで頻繁にDMのやりとりしてるの見てたら何かしら察するよねっていう。



というわけで現状宣伝できるのはこんなところなのでこの度のRECでは一切使わなかったレスポールに対する愛について書きなぐるよ!(Mayonesばっか使ってました)



レスポールってのは高校の時からずっと欲しかったんだけど結局買ったのは俺が24,25くらいの頃だったかなと。
なんで欲しかったのかはよくわからなかったんだけど多分ザック・ワイルドになりたかったんだろうね。レスポールを使ってる有名なプレイヤー(ジミーペイジ、松本、スラッシュ等・・・)沢山聴いたんだけどそのほとんどが全く好きな音じゃなくてね!
よく言われるレスポールはヘヴィな音が出るって話はどんだけ時代錯誤なんだ!と思ったもんです。
レスポール使ってて好きなプレイヤーってザック・ワイルドとジェイムズ・ヘットフィールドと鷹さんと平沢唯くらいなもんじゃないかな。




んでそんなマインドを張り巡らせてはいたんだけど要は高1の時から欲しかったとすると10年近く物色してたわけでその間に色々趣向は変わったりするわけですよ。
例えばギブソンよりエドワーズのがついてるパーツが好みで安かったりトーカイのが評判よかったり。PUもやっぱりいい歳だしパッシブだろーみたいな。スタンダードがいいかカスタムがいいかなんて3日置きに変わったくらいです。
今だに茶水で試奏したEMGのった黒のギブソンのカスタムが忘れられねえぜ・・・。15万という一般的には安めの値段だったけど高校生には無理だ!


そんなわけで虎視眈々と狙ってたところこれだ!ってのを見つけたので御茶ノ水でこいつを買ったのです!当時けいおんが爆流行りしてたのも正直言うとあるけどね!






写真はすでに結構色々改造してますがいわゆるレギュラーラインの50's?みたいなやつでシリアルによると2002年製です。おいおい・・・2002年がもう11年前とか信じられるかい・・・?
購入の決定打は見た目と感触。そんなもんです。ちなみにせっかくほんとに買う気になったしってことでその後一週間くらい各地でレスポール触ってヒスコレとか高いのも触ってみたけど俺にはこれが一番よかったのです。よく見るとみょうちきりんな色合いだったり不細工な木目だったり普通っぽいけどあまり見ない感じが。



んでね、やっぱり改造するんですよギブソンは。
主な改造点はPUをデフォのバーストバッカーからEMGに変更、ペグをゴトーのマグナロックに変更、エスカッションの色は白から黒に変更。ジャックプレートをプラスチック製から金属製に変更といったところでしょうか。
ずいぶんグレた感じの見た目に変わってます。

ここでEMGの本気を見た。

レスポールにつけるとすごくイイ!

ていうか先述した好きなプレイヤーだいたいレスポールにEMGだしね。ある種当然。

一応ダンカンとかディマジオも考えたけどレスポールにはもうアクティブ1択デスネ。
んで今のアクティブPUってコネクタで差し替えられるので今世に出ているアクティブPUをポンポンさして遊んでました。
リア81フロント85から始まりダンカンのAHB-1を前後に乗せたりフロントはAHB-1でリアはEMG81だったりを季節で変えたり。
今はリアEMG81のフロントEMG60になってます。おかげで部屋に黒いPUがゴロゴロ転がってますよ。これからも何か面白そうなPUが出たらまずはこいつにのせるんじゃないでしょうかね。

ちなみにAHB-1はEMG81に比べてハウりやすいのでもうあまりリアにつけることはないでしょう。RECだといいんだけどね。バーストバッカーもハウリングに弱かったんでイヤでした。幾度となくPUについての検証を行ってきたのですがその挙句に出た答えは”有名なとこはだいたい良い音するから重要なのはハウるかハウらないか”になってきました。有識者に聞かれたら怒られてしまうね。


EMGの換装は珍しく自分でやりましてね。コラ!ケチったとか言わない!
コネクター式の恩恵故ずいぶん簡単に変えられたものです。
(コネクタ式の落とし穴も身を持って知りましたがそれはまたRRVの時にでも)
マスターグレードのガンダムとか作れるならパッシブからEMGの換装ならなんとか
なると思いますよ。
トーンは使わないし邪魔だから結線してません。


所謂メイプルトップマホバックの普通のレスポールをしばらく使ってみてわかったのは
思った以上に低音がすっきりしててパキパキした感じだということ。
むっちゃずんずんやったりするのはもはやアイバニーズとかあの辺のが得意なんだろうね。結局レスポールがほんとにポテンシャルを発揮するのはやはり奥田民夫みたいな音なのではないかなーと思うわけですが。


某掲示板なんかではレギュラーラインなんてのはボロッカスに叩かれてたりしますが
それって所謂ヴィンテージの香りを楽しみたいが故なのではないかなとね。

ワタクシはヴィンテージサウンドには一切興味ない(一回くらい触ってみたいけど・・・)だったり出す音も所謂メタル的なサウンドなわけなのでむしろヒスコレとかあの辺を選ぶのはミスチョイスだと思うわけですよ。

そういった意味だとレギュラーラインはヴィンテージにもモダンにも成り切れてない非常に中途半端な立ち位置なのかなて気もしますがそこはまぁそういうのが好きだったんだし触った瞬間コレダ!って思ってしまったんだから仕方ない。

世の中には自然の摂理かのごとくヴィンテージは良くて現行品はクソと仰られる高名っぽい方もいらっしゃいますが工業製品である以上ハズレもあればワンオブサウザンドもあるでしょう。

その比率が年代ごとに違うのはあるのかもしれませんがプレイヤーたるもの他人の意見を鵜呑みにせず自らのスタイルを省みて自分に必要な音を出すギターをエレキギターが生まれてから約60年の間に生み出された幾千本の中から掴み取る力が一番大切なのではないでしょうかね。
あろーあろー。
せっかくブログを再始動させたしもう少しくらいは
色々書いてみよっかな。
どうせ機材のレビューと活動告知くらいのもんな気もしますが。
今回も長いよ!


さて、今回は去年の7月にお迎えして以来最近のRECの主砲になっている
MAYONESのREGIUS6 PROをレビューしてみましょう。
購入から1年弱たって随分色々わかってきたし良い頃合でしょう。


$所謂一つのDEAD END


$所謂一つのDEAD END


一昨年まではメタルにハイエンドギターなんぞ必要ない!クソ食らえ!と中指立てていた俺に一体何が起きたのか。


当時SuhrやTom Andersonなんかが大流行していた時期でしてね。
例にもれず興味だけはわくんですが正直40万とかするストラトタイプってなイメージあって
あまりにコスパが悪くないだろうかというイメージしかありませんでした。確かにいい音するけどさぁ・・・。
そんな折、機材厨で有名なりっちゃんと渋谷のイケベ楽器いくんですよ。
その時は単に定時パトロールのつもりだったんですが彼が試奏しやがったんですよね・・・。
見た瞬間にああ、これは欲しくなると破滅するタイプのギターや!と思いぼかぁ触りませんでした。
(なんだかとても良い音がすることだけその日は理解するのでした)










次の日












終業後、ワタクシはイケベでRegiusを試奏していました。
そう!前の日家帰ってからグーグルでMAYONESを調べてから我慢ができなくなってしまったのです!


向かってる!俺は確実に破滅へ向かっているぞぉぉおおおおおおお!!!




まず見た目がとてもいいですよね。
独特かつ絶妙なバランスのストラトシェイプ。ストラトシェイプでここまで心動かされるのは初めてだったよもう!
そして弾きやすく音も良い。というかピッチよくてコードならした時のまとまりみたいなのがすごくいい塩梅なの。

こ、これが高いギターなのか・・・!

高いギターにはそれなりの理由があるんだなぁと思いました。
中にはそれなりの理由もないのに高いギターもあるけどねアハハ。


あかん!




すでに支払い方法をどうするのが一番苦しみが少ないかを考えているぞ!

まぁ待て・・・このRegiusは27万円近くするけどSetiusって奴はそのマイナス10万の17万くらいから
存在するぞってことでついでに弾いてみました。

まぁ安いランクだからって若干なめてたらこれもすごくいいんですよねー・・・。
ここで俺はどちらが幸せになれるかについてドラクエ5の初回プレイ時ビアンカを選ぶかフローラを
選ぶかで悩んだ時の次くらいに悩むのでした。


やっぱりRegius!高い金出す時は自分にウソついちゃいかん!


というわけで店員さんにその時は店頭になかった黒いRegiusくれ!と言い残し連絡を待つのでした。


余談になりますがオーダーも提示されてじゃあ試しにいらないバインディングとかとってくれたら安くなったりしないかなーなんて思い問い合わせてもらいましたが案の定値段あがるそうで。
あと代理店挟んで且つポーランドへのオーダーって意思伝わらなかったらやだし
現物触ってから買いたいってことで吊るしを買う方向でいきました。

あとMAYONESって俺のセンスのナナメ上を行くかっこいいフィニッシュ
決めてくることが多々あるのでそういうの期待してもいいかななんて。



んで、約2ヶ月後。とうとう黒いRegiusが入ったとの連絡が入り見に行くことに!
結論からいうとそれが今のうちの子なんだけど最初はフロイドローズかーと悩むのでした。
決してフロイドローズが嫌いなわけでもないのだけどハードテイルもころころチューニングいじれて
魅力だなぁと思っていたのでここで買うかまた待つかという2択を迫られFF6初回プレイの魔大陸でシャドウのことを待つかどうかと同じくらい悩むのでした。

まぁ触ってみるよね。


軽い!!なんだこのアームのタッチの軽さは!


俺のジャクソン基準だとふよふよすぎて逆に心配になるくらい!
(ちなみに俺のRRVのアーム硬いのでとても力が必要)


やっぱり俺アーム使いたいわ!ということでRegius6 PROをお迎えすることに決めたのです。


で、その場で1音下げに調整してもらっていつも使ってる10-52ゲージの弦にサービス
で変えてもらったんだけどまさかの問題が発生。

なんとこいつについてるFRT、初めて見る変な形のやつでブロックを締めてるネジの六角に限り

インチサイズ

でいやがるのです。
他のナットとかはミリサイズなのね。
だから店員さんもレンチが合わないわRegiusに付属してるレンチさえも合わないわでちょっとした騒ぎになりましてね。
なんとなくあーオーダーするの怖エーと思ったのでした。
かく言う俺もちょっとマジかよー的な気分になりましたがまぁ外持ち出してライブというより
REC用として考えてたのでそんなスポンティニアスな対応の必要な場所にゃ持っていかんだろうとタカをくくるのでした。


ちなみにざっとスペックを羅列すると24F、エボニー指板、スルーネック、
ダンカンのTB-4(リア)とSH-2(フロント)、コイルタップといった装備です。


いや、正確にはでした、過去形だな。


しばらく使ってるとこのギターやったらパワー感があることに気付いてね。
こんなパワフルじゃなくてよくね・・・?と思いちょっとリアPUを変えることを思いつくのでした。
まさかこの俺がちょっとパワーを落としたいとの理由で変える日がくるとは・・・。
色々物色したけど最終的にSeymore DuncanのSH-12、いわゆるスクリーミングデーモンてやつに決めました。
何故SHなのかというとがにまたVの人から破格で譲ってもらったからだ!
ピッチ幅~?磁界の強さなめんなボケェ!!



んで変えてみるかと裏ブタをあけてみるのだがなんとも恐ろしいほど整然とした配線!!


$所謂一つのDEAD END


これは俺じゃいじれん・・・。というわけそっと蓋を閉じでリペアショップにもってくのでした。
そしたらね、ダイレクトマウントだからPU自体の穴も拡張しなきゃいけないんだってさ。
でコイルタップもあるから案外金取られました。
つまりこいつはそうポンポンPUを変えられないということだ!


そしてこれがそのTB-4とSH-12で音の比較をしたものだ!


比較音源


以前ツイッターで晒したら驚くほど変わらないっていわれましたね!
確かにそれは否定できない・・・!でもね、ほんのちょっとだけパワーが控えめになって操りやすくなったんだよほんとだよ!
具体的にいうとブリッジミュートしたときのズゥンてやつの低音が若干上よりになったというか・・・。
そんな程度か、といわれると何も言い返せません。


しかしながらようやく自分的に実戦投入できるぞってあたりで先日のM3でφnality Blastという
プロジェクトが立ち上がり、ほとんどのギターフレーズをRegiusで録ったのでした。
あきばおーでCD売ってるので興味ある方は聴いてみてねっと!

Φnality Blast official HP

その形からか音からかはわかりませんがやはりエンドーサーや使用者もメタル系が多いようです。
しかしながらその実ものすごいオールマイティに作られていてこれ一本あればなんでもいけるというような
所謂ハイエンド系の持ち味もしっかりと抑えられてると思います。


そろそろいい歳だし最高クラスの装備が欲しいけど従来のハイエンドはなんかスタジオミュージシャンみたいで
気に入らないって人にはうってつけなのではないでしょうか。


ちなみにワタクシがギターでちょろっと参加させてもらってるregnum caelorum et gehennaの
ギター隊は今や3人ともMayonesのRegiusを使ってます。
なんかこう同じような種類の人を惹きつける魅力があるんだろうね。


俺にとっては非常に高額な買い物でしたが円高ももう終わり値上げの兆候あるし
メーカーも日進月歩してゆくので以降も俺の好きなギターを作ってくれるとは
限らないので無理して買いましたが後悔はしてません。



反省はむっちゃしたけどね!


こんなとこですがRRVやレスポールについてもまたいずれ