- 齋藤 孝
- 眼力
目次![]()
プロローグ 人物・モノを見る目(=眼力)を身につける本
1章 見えないものを見抜く「カリスマ眼力」とは?―経験が磨いた「カン」が生みだすノウハウ
2章 自分の「ものさし」一つで勝負する―人を計る「基準」と「ふるい方」を持つ方法
3章 眼力を「技化」する―これが、あなたもできる「斎藤式・座標軸思考法」
4章 「化ける才能」は、プロセスで見抜く!―結果よりも「何をしてきたか」でわかる“その人”
エピローグ その人の人生に最も役立つ「眼力」という武器
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『眼力』というので、テクニックによって人を見る目を養えるのかと思い読んでみた。
確かにそうなのだが、結局は「このテクニックを使いなさい」というよりは、自分で見つけなさいということ。
ただ、その為のヒントが著名人の例も踏まえて書かれている。
人を見る際に、自分の中に1つでも判断基準があるというのは確かに良いことである。
その判断基準の結果サンプルが多くなるにつれて、より自分なりの人を見る目が養えるのであろう。
即効的なテクニックというよりは、じっくりと時間をかけて実践しながら体得していく技術である。