今日は久し振りにゆっくりできる休日だったんで、
もう俺は一日ダラダラするぞ!一日ゴロゴロしてるぞ!!と勢いこみ、
炬燵の横に毛布を持ってきて、心地よいピアノ曲をBGMにしながら(最高)ゴロ寝してたんですけど。
昼前くらいに父さんが仕事から帰って来て、それでも変わらずゴロゴロしてたらいつの間にか寝てて、で、とても久しぶりに金縛りの状態になった。
自分は仰向けに寝ている、そこから椅子に座った父さんが見える。
さっきからスマホのバイブレーションが騒がしく鳴っているのだ。
この突然鳴り出す嫌な感じ、少し前までは日常の割と近くにあったもの、
これはあれだろう、緊急地震速報のバイブレーションだ。
なぜだか、横になっている時、たまに地震が来ることが判ることがある。
床に接している面積が多いからそう感じるだけかも知れないけど。
揺れているのか?というくらいの小さな揺れと共に、とても嫌な感じがするのだ。
そういう時は、大体後にそれと判るくらいの揺れが来る。
今回もそれを感じたから、ここらに大きな揺れが来るんじゃないかと思ったのだ。
バイブレーションは鳴り続けている。小さく部屋が揺れているような気がした。
今にも大きな地震が来るんじゃないだろうか。早く起きなくては、と思うのに、
身体は動かないし声も出ない。
けれど座っている父さんの姿は見える。
ああ、これはいつもの金縛りか。
自分は必死で手を伸ばしているつもりなのに、声を出しているつもりなのに、
父さんは全く気が付く様子がない。
やってる内に(割と必死だけど)ちょっと面白くなってきて、
これは父さんから見ると一体どういう状況になってるんだろうと気になってきた。
「ねえちょっと、起こしてよ!」と叫んでるつもりなのだがきっと声にはなっていないと思うので、単に「ああああああ」と叫んでみてはどうだろう、とか試してみた。
結局金縛りは解けなかったけど。
ただ、もがいている内に腕だけは動くようになった(と勘違いしてるだけなのだが)ので、喧しくバイブレーションが鳴り続けているスマホを手に取ってみた。
ここ、すんげー面白いなと思ったんだけど、同じだったのよ。前の時と。
気になって調べてみたらもう5年前だったけど。
確かにスマホを手に持ってる感覚はあるのに、スマホが無い。
前回はたぶん暗いシチュエーションだったから判らんかったけど、スマホの部分が透過して後ろの背景が見えてる感じ。
相変わらずブブブブ、ブブブブ、というバイブレーションは続いていて、
何だか妙に音が大きくなったり小さくなったりしている気がする。
え、これひょっとして、虫の羽音か?と思っていると、
寝ている毛布の上に拳大ほどもある黒い虫のような物体が飛び乗ってきた。
何だこれ、いや、ちょ、起こせよ!!!!!!
とマジで必死になったら起きた。
やっぱり父さんは椅子に座っていて、「なんか魘されてたぞ」と言ってきた。
マジか!!貴重な観察者じゃねーか!!!!という訳で早速訊いた。
Q:色々話しかけたつもりだけど実際はどう聞こえていたか
A:「うううう」みたいな魘されてる感じにしか聞こえなかった
Q:腕を伸ばしたり起き上がろうとしたつもりだが実際はどうだったか
A:夢を見てる時みたく瞼が痙攣してるだけで全身が動くとかそういう状態ではない
やっぱそうなんか〜。自分には聞こえなくても(自分が思ってる声ではないけども)一応声は出てんだね〜へぇ〜〜と思った次第でござる
でも出来れば起こして欲しかった・・・!!と思う
なので次回そういうチャンスが万に一つも巡ってきたならば、
・声を掛けて欲しい
・腕を掴むとか、顔を叩いたりして欲しい
と依頼しておきましたわ。
ああいう状態の時に現実の声はどう聞こえるのか(そもそも聞こえるのか認識できるのか、それともそれによって目が覚めるのか)、
身体の一部に触れられるとどう感じるのか、それによって即座に金縛りは解けるのか。
金縛りが解ける、そのメカニズムみたいなものが知りたいのよ。
放っておけばいつの間にか解けてるんだけど。待つの面倒やん。変な夢もセットだし。
こうすれば即金縛りは解ける!ていう自分なりの手段は知っておきたい次第でござる
はー、でも今回はいい学びになったな〜
これまでいつも一人の時だったかんね、観察者がいる状況ってのは良かったわ
という訳で記録を残しておきたかった次第でござりました。