今までの職場だと、一人で昼を食べる時は大体論文を眺めてたけど。

それはすぐに色々と調べられるノートPCがあったりとか、論文を好きに印刷できる環境があったので、そういうことができていた訳で。

今の職場ではそういう環境ではないので、論文はめっきり読まなくなってしまい。

あと、単純に仕事の緊張感が半端なさすぎて、昼休みはとにかく休みたい。。

という願望もあり、なかなか集中力の求められる作業ができない。

 

ので、これを機会に家にある文庫本を持って行って、昼休みに読んでいる。

大体は父さんが勧めてくれたりとか、父さんの話を聞いて何となく面白そうだなーと思った本とか、あとは単純に読んでみるか〜と思った本を読んでいる。

父さんはよく本を読む人なので。

まあ、母さんや兄貴も昔はとても本をよく読む人で、家には本が沢山ある。

沢山と言っても、家中本だらけとか書架だらけとか、勿論そんなんではなく。

単に自分が読み切れないだろうなあというくらいの量はあるという話。

 

大学の頃は随分と本を読み漁ったものだけど、

研究室に入ってからはほぼほぼ読み物といえば論文になってしまった。

論文を読むのはすこぶる楽しかったので。

でも、活字に触れたいなあという願望はずっと持っていたので、

今の職場の昼休みがちょうどいい機会になっている。

 

最初は『パイプのけむり』から入ったんだっけか。

それから『どくとるマンボウ青春記』

宮沢賢治の短編集『銀河鉄道の夜』

昼休みじゃないけども『恩讐の彼方に』をちゃちゃっと読んで、

今日は沢木耕太郎『旅する力-深夜特急ノート』を読了したところ。

 

すごくね?一応このブログ大学の頃から書いてるけど、

当時読んでたのほぼSF小説だから(笑)

『鋼鉄都市』最高!!ダニール愛してる!!!!とか騒いでいたあの頃、

安心してください今でもダニールを愛しています。

鋼鉄都市最高だよね。『はだかの太陽』も大好きだよ。当たり前だよなあ

でも当時の自分からすると、上記のラインナップは考えられないわけだ。

 

今でも好きだよ、SF小説。

こないだTwitterで面白そうな本見つけたから買ってみようかな〜とか思ってるけど。

でも、折角家に沢山本があるのだし、その殆どを読んでいないので、

自分の知らない世界に触れてみるのもいいかなと思ったのだ。

 

そう、自分は自分の好みの本しか読まないから、本当に偏ってるんだよなあ〜

家にある本でよく読んだのはO・ヘンリの短編集だね、あれすごく好き。

昔は宮部みゆきさんの本が好きでさ、今でも気に入りの何冊かを手元に残している。

でも家には父さんの愛読書と、兄貴が文学青年もどきしてた頃に買い漁った所謂セオリー的な本があって、それらには殆ど手をつけていない。

海外だと『白鯨』とか『風と共に去りぬ』、『レ・ミゼラブル』、あとはシェイクスピアの四大悲劇、『怒りの葡萄』とか。

日本だと芥川龍之介、太宰治、夏目漱石辺りの有名どころの本が多かったかな。

そういうのあんまし興味湧かなくて、ぜーんぜん読んでない。

 

だって(特に海外の方は)そもそも話がくそ長いし、なんか内容が暗そうじゃん。

ていう、ただそれだけの理由。

いやね、一回チャレンジしたことはあったんだけど。

何だっけ、そうだ、『ツァラトゥストラはかく語りき』だな。

あれ、確か二つか三つ目の町にいった所でもう飽きた。

そういや『ゴリオ爺さん』にも手を出したけど、あっちはアパート?の住人の紹介が終わらない内に飽きたな、確か。。。

 

でも、昼休みにちまちまと読み進めていくなら、いい暇潰しになるんじゃないかなあと思っている。多分読んだそばから内容忘れていくけど。

兎にも角にも、今日で本を読み終わってしまったから、

また本棚から次の一冊を持って行かないと。

次は何を読もうかなあ。