最近、梅雨に逆戻りかってなくらいジメジメしてますけども。

一昨日、なんか自分が住んでるところオンリーかってなくらい、超局所的集中豪雨があったようで。

ていうか、職場から自宅に帰れるかコレ?ってなくらいやばい雨でしたけども。

とりあえず車は動いてくれたんで、永遠の浅瀬か?的な道路をどうにか転がして家へ着いたはいいものの。

 

ところで、自分の家は割と謎な構造になっていて、

駐車場にしている家の前の空き地と、家の庭には1m弱の高低差がある。

だから空き地と庭の間にはコンクリ塀の断崖絶壁があって、そこをよっこらせ、と跨いで低地側の庭へ降りて、庭は緩やかな坂道になっていて、玄関へ向かって少し登っていく形になるんだけども。

 

雨音以外何も聞こえない豪雨の中、こりゃ傘も役に立たねえな、と思い、

まあ車出て、ダッシュで家へ駆け込めばいいか、と。

鞄を抱えて、いざ、と車を出た所まではよかった。

のだが、コンクリ塀の前まで来てピタリと足を止めた。

 

ん?

いやちょっと、いや待て待て待て、と。

 

いつもならそこには庭があるハズが、

そこにあるのは濁流の川でした。

 

いやいや、待ってくれ。

待ってくれ、なんだこの状況は。

 

その時点で既にずぶ濡れにはなっていたが、とりあえず冷静になろうと一旦車の中へ戻った。

え?ちょっと待って。

家の中へ入るにはあの断崖絶壁を乗り越えないといけないわけで、

でも水面がほぼ空き地と同じ高さになっているということは、

1m近くの水深になっているわけで、

降りた瞬間に、腰近くまで浸かるのは間違いないわけで。

ていうか、向こう岸に見える玄関までもう水に浸かってんだけど。

これもう家人連れて避難するレベルなんじゃねえか??

 

しかしながら、兎にも角にも家へ辿り着かねばならない。

家は庭よりも若干高い位置(≒空き地の高さ)にあるから、なんとかその高さを維持しつつ家に近づいて、壁伝いに玄関へ行けば腰まで浸かるのは避けられるかもしれない。

ルートはほぼ2つで、左右の隣家どちらかの庭伝いに入るかしかない。

(※田舎なんで隣の庭を横切るとかは日常茶飯事っていうか普通に通路)

 

だがしかし、右の隣家はうちよりも低地になってるので、今まさにうちの庭の濁流が行く先が右の隣家なわけで。

そうなれば左の隣家の庭から行くしかない。

左の隣家はうちより若干高い位置にあって、庭は空き地の高さから緩い下り坂が続く形になっているから、断崖絶壁を降りるよりはリスクも低い。
よし、少し遠いがそっちから回ろう。もうずぶ濡れだからこの際気にしない。

そう決めて、もう鞄は諦めて車の中に置いて、いざ、と車を出た。

 

で、勢い左の隣家の庭入り口へ回ったまではよかった。(再)

のだが、そこにあったのは泥の海でした。

あダメだこれ、本格的にダメだわ。。。

そこで大体を諦めた。

 

結局戻って、断崖絶壁を降りて、結局腰近くまで浸かって玄関へ辿り着きました。

もうそっからはひたすら泥水を掻き出して、掻き出して、、とその繰り返し。

いやあ、疲れた。仕事上がりだったから尚疲れた。

床下浸水で済んだのは良かったけど、あれで豪雨がずっと続いてたら確実に床上だっただろうなあ。

低地に住んでるからね、仕方ないね。

おまけにすぐ近くにでかい上り坂が2つあって、その2方面から水が流れ込んでくるという、至極最悪な立地だかんね。

近くに割とでかい川もあるから、まー住むべき場所ではないな。知ってる。

 

これで晴れてくれたらいいんだけど。一昨日からずっと曇りか雨続きだし...

自然現象だから仕方のないこととはいえ、いやーしんどいなあ。

今日は休みで、また今夜は豪雨が来るらしいから、なけなしの対策をしておくつもりですはい。

 

まあ、親には早く家を見つけて引っ越そうとは言ってるけども。

片親は地元の人だから、そこは動きたくない気持ちも想像はできる。

致し方ないことでしょうな。自然も人も。