タイトルまんまだよ。今更だと思うけどネタバレ気にする人は回れ右

っても自分の思いのタケを暴露してるだけだから内容に関してはあんまし無いかもだけどってかそもそも知識が無いから大したバレ要素ないと思うけど

 

いやね?これまで破までは観てたんだよ。確かこの日記でも書いてるけど。

でも破の終わりが最高に訳わかんなくて、んで皆Q観た人は「意味わからん」って口を揃えて言うから、意味わからんものを観ても意味ないやんってQ以降観てなかったんすわこれが。今の今まで。

あと終わりを見るのが苦手ってのもあるんだけど。

 

でもさっき言ってた心の余裕ついでにさ、そーいや映画でも久し振りに観るかなーってなった訳ですよ。たぶん今年度に入ってから映画観てねえし、アマプラで観てたの世界の車窓から特別版だけだよたぶん。心の癒しのために酒飲みながら観てたわ。

だからすげー久し振りに映画でも観るかーって気分になって、

そういや今エヴァ最終話まで観れるんだよなーって思って、

まあとりあえず序と破は好きだから観るかーってなって、

テンションが上がってうんヨシ今なら観れそうな気がする!って結局午後イチから今までぶっ通しで新劇場版エヴァ全話観てました観終わりましたお疲れ様です

 

もういいよね、ネタバレ嫌な人もこの辺までくればもう読んでないよね

ってことで怒涛の暴露大会という名の心の叫びを喚き散らす大会開催しようと思いますドンドンパフパフ〜

 

 

個人的に。

話が終わるのは苦手だと、昔から言ってるけど。

話が完結するのを見届けるエネルギーって、やっぱかなり削られるなって思ったのが第一の感想でござる

 

話を終わらせるエネルギーなんて、その比では無いわけで。

しかもこんな壮大で期待されてる話を完結させるってのは、相当なもんだと思う。

だから本当に、庵野監督には敬意を表したい。

どんな形であれ、この人はこの世界を終わらせたんだなって。

形にしたんだなって。本当に、心から尊敬するね。

 

自分が全話観終わった時点でまず思ったのはそこだけど。

序と破観た後に思ったのはさ、やっぱこの人狂ってるわってのが一番っスね。

なんつーか、自分もいち創造者として心が毎度痛むことはある訳だけど、

この人そんなの突き抜けてんな、っていうのが一番最初に来た印象でござった

なんか自分が想像する苦しみとか痛みってこの人にしたらチリにも等しいんじゃねえかって思えたわ。よく登場人物にそんなことさせられるね?人の心無いんじゃね?人じゃ無いんじゃね??って思えるくらい容赦が無いし慈悲が無い。

 

ていうか、自分の願望の為なら人を人とも思わない、っていうのが根幹にあるもんだから、別にそれはそれで正しいのか。その扱いをするのは道理というか、筋が通ってることではあるんだな。

まあそんなだから、「なんか自分が心苦しいと思ってることってぶっちゃけチリにも等しいな」と思ってしまった訳で、この先自分の子供達は更に地獄を見そうだなと思いましたまる

 

でも意外だなと思ったのは、そんで個人的に好ましいなと思ったのは、

割と人殺してないなってとこ。イヤ人類めちゃくちゃ殺してるけど。

主要人物は結構生き残ってるんだよね。希望を残さないといけないからだろうけど。

「(見せ場作るために)コイツここで殺しとこ」みたいのが無いのが良かったなあ。まあストーリー的にインパクトありすぎて見せ場に困らないからかもしれんけど。

 

背景知識がほぼゼロだから、Q以降とかもう何が何やらで全然ついてけない。

でも、監督がこの世界をどうにかしたいってのは伝わってきた。どうにかしたいって何か説明が難しいけど、なんつーか、世界をどう表現するかとか、その中でどう話を作っていくかとか、そういうの。自分の勝手な想像だけど

 

いやホントにね、のっけから終わりまでこの新劇エヴァには心を折られまくりなんすよ。破まで観た時点で相当心折れてたのに、今回終劇まで観てさらに心をバキバキに折られたというか。

あ”ーまたイメージ思いっきり被ってるし!!!!!とかあるし。

最後まで観て改めて、あー監督と近い思考してたんだなーって再確認してしまった気がする。恐れ多いけど、結構というか、かなり近かったんだなーって。

そんで、それを形にする力があるんだもの。

 

どう足掻いても敵わないじゃん。完全敗北じゃん。そら心折れるわ。

自分が形にできない世界を、同一のものでないにしろ、形にする力があるんだ。

そこに残るのってさ、尊敬と嫉妬しかないじゃん。

あーつら。ホントつら。

 

てか、このトチ狂った世界が頭の中にあるんだぜ?やばくないか??

どんな頭の構造してるんだ?どんだけ容量多いんだ?最早宇宙じゃねえか???

あ、最後にヴォイジャー流す選曲は最高だったと思います本当にありがとうございました(松任谷由実のいちファンとして心からのサムズアップ)

この曲のイントロ流れた瞬間に「解ってんな監督!!!!!!!」って心の中で叫んだよね、当然だよね

この歌昔から好きだったんよな〜歌詞が切なすぎて。

劇中のシーンとぴったりだなーと思ったし。こういう演出はやっぱり凄いなあ、プロだよなあと素直に感動できる

 

まあ、最後まで観終わったところで、

旧作とかの知識が無い自分は完全に置いてけぼりなんですけどね。

これどうなんだろ?知識ある人達は付いて行けたのかな、この結末に。

初見さんは絶対ついてけないよね。そういう関係の説明ほとんどしてないし。

そこは閲覧者各々で補完してもらうっていう一つの手法だと思うけど。

映画っていう限られた時間内で完結させる為には必要か。

 

気になるのは、監督の頭の中では全てが理路整然と形作られてるのかなあって、

そういう所。

でもエヴァは色んなシリーズがあるみたいだし、結末もそれぞれ違うみたいだし、

監督の中でも結末は一つじゃないんだろうな、とは思う。

それって個人的にはすごく嫌いだけど、

そういう世界もあるんだな、っていうのが今回勉強になった所かなあ。

 

逆に、終わりが決まってる世界って何なんだろう、と今思ってしまった

可能性は無限大に広がってる訳だから、その中で一つの結末に収束させるのって実は相当難しいというか不可能に近くないか?

...と考えた所で、だから物語を終わらせるのって難しいのか、と納得してしまった

無理矢理その最終地点へ収束させるんだものね。

そこにどれだけのエネルギーが必要なのかは想像したくないなあ

その世界を構成する全てを、強制的に終わりの方向へ向かわせないといけなんだから

 

宇宙だって拡がり続けているし、発生した後は拡大するものだよね

それは物語でもおんなじようなものなのかも

生むのは易し、とまでは言わないけど、生まれてしまったら構成要素の数だけ世界は拡がり続ける訳で

その世界を閉じようとしたら、それこそ運命を捻じ曲げないといけない訳で

途方もないエネルギーが必要なのは理解できるなあ

 

なんかよくわからん話になったけど

超久し振りに一つの物語の完結を見届けられたってのはとても良かったと思う

最近映画観るのもあんまし気が進まなかったんだ、心の余裕云々もあるけど、終わりを観たくなくて

物語が終わる瞬間を、世界が閉じる瞬間を見るのが怖かった

やっぱり精神面はすっごいエネルギー削られるなって再確認もしたけど

まだ終わりを見届けるくらいの精神は保ててるようでちょっと安心した

 

案の定ネタバレっぽいネタバレほとんど無いな

松任谷さんのヴォイジャーくらいじゃね??ってくらい無いな。流石俺

映画の内容でなく自分の思いのタケを吐き散らかしてるからな。

いーのよ、知識は乏しいんだから考察なんて出来ないし。考察読むのは好きだけどするのは好きじゃない。

自分は観た世界を自分の思うままに見て、感じるだけで十分なのだ。