いつも習慣的に、何気なく、短めの物語を読み漁ってるんですけど。

今日、またえらく心に響く物語を見つけてしまい、

 

ああ、自分が自分の物語に求めているものってコレだったのか、と。

 

ぽとり、と偶然落ちて来て、拾ったそれが、

存外ストンと、きっと恐らく、収まるべき場所に綺麗に収まってしまったようで。

淡々と書かれているそれに、しみじみと納得してしまって。

 

自分が、物語を終わらせることに固執する理由が、解ったような気がした。

いや、今思うと、正確にはまだ若干ボヤけてる部分はあるんだけども、

ああ、きっと。そうなのだ、と。

とても納得できる内容ではあったのだ。

 

こんな偶然があるから、物語を探すのはなかなか止められない。

探すのもいいけど、さっさと自分の世界を終わらせないと、とも思う。

まだまだ、なかなか。

 

 

昨日の続きで、夢のはなし。

夢を憶えていると、よく夢を見る(と言うか憶えている)というのは、いつかも書いたと思うけども。

今朝も夢が見れてちょっと嬉しい。

まあ実際の所、夢は毎日見ていて、毎日忘れてるだけなんだろうけど。

夢の感じが好きなんですよねえ。何とも表現し難いけども。

悪夢の場合は最悪ですけどねえ。

 

今朝の夢はスキー場の夢だった。

冬休みの間過ごした実家からこっちへ戻ってくる時に、そういやこの冬もスキー誘われてっから、ウェア持って帰らんとなーと、スキー用具一式を持って来たから、その影響かねえ。

なぜか高校時代の、親しいは親しいけど、そこまで親しいか?と訊かれたらきっとお互いに首を傾げ...ると考えるのは失礼かもしれないが、そう思える程の配慮はできるというか、逆に言えば、その程度には距離のあった友人と、スキーをしようとする夢だった。

生憎ともうじきリフト終わるのでは?という時間帯で、でも何とか滑りたいと思っている我々は、スタッフの人らしい、どっちかって言うと風神雷神じゃねえ?ってなくらい顔のいかついスタッフらしい人(女性)に、リフトの終了時間を尋ねた。

 

「リフト、終わるの何時ですか?あ、えと、メインのやつだけでいいので」

 

リフトって言ってもフツーいくつもあるだろうがと、尋ねながらにアバウトな質問を投げるんじゃねえと自分で自分に腹が立ったので、付け足してそう尋ねたら。

あと1時間くらいはあるらしいので、急いで着替えて、繰り出すことにしたのだが。

昔からしょっちゅうやるんだけど、どうにもウェアの下の前後ろを間違える。

いちいち脱がないといけないから面倒で、

あーまたやっちまったーと友人と笑い合って。

大きなガラス扉の向こう、一面の白いゲレンデを滑り降りてくる人達を、

少しばかり高揚した気持ちで眺めた。

それだけの夢。