自分には独創性という、物書きだとか絵描きとかに絶対必要じゃないそれ?っていうものが残念ながら欠落しているので(だからプロを目指すことは小学生の時点で諦めた)、

夢の中で出てきたものをよく自分の世界に取り込んでいる。

夢の中で出てきた場所、店、人の名前、etc・etc。

今朝の夢ではいーい感じの店が二つ出てきたので、是非使おうと思いましたまる。

そんな今朝の夢オチの話。

 

 

銀色先生と(たぶん)職場に出勤しようとしている。

銀色先生は普段自分と違う道を使うようで、へーこっちの道は初めてっす、とか言いながら付いていく。

駅の看板に、あれ?田無駅?ここ田無か?と思わず口に出したら、違うと笑われた。

よく見たら「田村無」駅。あーホントだ、とこちらも笑った。

割と急なスロープの横にドーナツ屋がある。あーイイなあ…帰りにシナモンドーナツ買う…と心に決めた。

交差点を二つほど歩いた先に、またいい雰囲気のカフェが。うわ店構えからして最の高な感じ。こっちも絶対いつか行く…と心に決めつつ、交差点を左へ。

ドーム球場を通り過ぎるようで(後楽園みたいな感じ)、結構な人が行き交っている。

おや、と足元に落ちていた紙切れを拾った。観戦チケットのようだ。

えっ、なんか予約人数80人とか書いてあるけど。大丈夫すかこれ。

また珍しい名前が書かれている。今頃大層お困りなんじゃなかろうか。

近くのスタッフのおねえさんに声を掛けると、おねえさん慣れてないのか困惑。

「いや、この辺で探してるでしょうし、アナウンスとかしたらいいんじゃないすかね?」とか至極普通のことを言う。

とりあえずチケットを渡して後は頼んだとその背を見送った矢先、明らかに困り顔で何かを探している様子の女性が向こうからやってくる。

ワーオ、これはいきなり勝ち確なんじゃないの。

「もしもし、どうされました?」

「チケットを落としてしまったらしくて…探してるんです」

「唐突で大変申し訳ございませんがお名前は」

(※シチュエーションにもよるがリアルの黒鉛筆は割とこういうノリ)

「え?●●●●●…です」

BINGO!

という言葉がここまでカッチリハマるシチュエーションってなかなか無いと思う。

おねえさーん!おねーーーさーーーーーん!

と声を上げながらスタッフのおねえさんの背を追う、彼女が振り返る、

 

夢が終わる。