終わった。
終わりました。
世間はコロナウィルスで騒然となっているようですが、
別に人生オワタ的な意味で終わったのではなく。
昨日、ようやく。
この3月までの職場での、最終日を終えました。
思えば、4年前。
地獄と思ってやって来た職場は、存外に温かくて。
なんていい人達なんだろう、と周囲の人々に日々感謝しながら、
それでも決して拭い切れない、
心の奥に染み付いた罪悪を抱いて、この4年間を暮らしてきた。
4年間、このクソ××がふざけんなと憤ったこともあれば、
自分の無力さに落ち込むこともあったりで、
でも間違いなく、自分は楽しく過ごすことができた。
Yラボにいた頃、Y先生が言ってくれたのと同じように、
今回の職場でも、まず最初に、『楽しく実験をしてください』と言ってもらえたから。
自分は本当に単純な奴だから、
楽しくやれよ、と言われたら、
じゃあ、楽しくやるわ!
っていう奴なので。
きっと、楽しくやれよ、と言われたら何でも楽しいと感じるのだろうし、
(多分そういう脳ミソになっている)
その自己催眠をもってしても、楽しくない、が勝るようなことになれば、
自分はさっさと辞めると思う。
何とも勝手な人間だと自分でも思うけれど、
自分が楽しいと感じられない仕事はしたくない、と言うか、できない。
どんなにつまらない仕事だったとしても、楽しみを見つけるのは得意な方なので、
今のところ、その心配はしていないけど。
まあ、ちゃんと楽しめそうな仕事を探してるってのもあるしな!
話が逸れたけど、
昨日が最後の日で。
とりあえず、挨拶をしたい人には殆ど会うことができて、本当に良かった。
少し前にYラボへも遊びに行って、向こうの人達にも挨拶できたし、
思い残すことはない、と思う。
挨拶をしたい人が多くて、地味に大変ではあったけれど、
それはきっと、イヤ間違いなく、嬉しいことだと思う。
この4年間で、また色々な人達と知り合った。
どうしようもない自分を呼んでくれたボスにはいくら感謝してもしきれないし、
ボスのボスも本当によく面倒を見てくれて有難かったし、
師匠には相変わらず助けられてばっかりの、
でも一応社会人だから学生には余裕ぶった振りをしていたい、
そんな日々だった。
Yラボを出る時も、また今回の職場を去る時も。
自分が幸せだと、そう感じて手を振れるのが、
何より幸せなことだ。