仕事から帰ってきて、

夕飯を食べて、

明日の分の飯を作って、

しゃーねーなー、と思いつつ引っ越しの荷詰めをぼちぼちと進めて、

ついでに部屋の片付けも少々。

 

まあ、こんなもんか、と。

自分の中で今日の分の一区切りがついて、

そういえば米を炊いてなかったと、炊飯器をセットして、

ようやく一息、とコーヒーを淹れて。

 

意外とスッキリした部屋を見て、

満足、まんぞく。

 

4年前もこんなもんだったか、と。

少し懐かしさを感じた。

ここへ越して来たばかりの頃も、最低限の家具と荷物だけが雑に置かれた、

そんな部屋だったハズなのだ。

この気持ちは、懐かしさなのか、それとも寂しさなのか。

きっと、その2つは近いもののように思う。

 

過去を懐かしむ時、そこには何故だか、

多かれ少なかれ、必ず寂しさがある気がする。

時間は二度と戻らないからなのか。

今も楽しく生きている自覚はあるけれど、記憶は美化されるものだから、

昔の方が楽しかったと、どうしてもそう感じてしまうからだろうか。

 

まあ、時間を止めることができないように、

人生も前に進むことしかできないから。

それでも、あの時、と考えてしまうのは、

足を止めることを許されない、時間に縛られた存在の性みたいなもんなんだろう。

知らんけど。

 

コーヒーを飲んで、ちょうど日付を少し越えた辺り。

あとはちょっとばかし仕事をして、ここんとこ忙しさの所為で大分ご無沙汰している、

ソシャゲのイベントにちょっくら顔を出したい。

まあ、明日の仕事に差し支えるといけないから、

適度に…ね。適度に……イベント参加したい。