少し前に、仕事で世話になっている所のひとつがサイバー攻撃を受けてダウンしたという、

そんなニュースが流れてきて。

うちは幸いにして、そこまでお世話になる頻度は高くないから大きなダメージはないものの、

それでもちょっと困っちゃうなあ、というレベルであることは間違いないから、

毎日お世話になっているような所は、それこそ地獄絵図なんじゃなかろうか。

 

職場はまあ割と狙われやすそうな所だっていうのもあるし、

実際、過去にそういう攻撃を受けてるっていう話は聞いたことあるけど、

本当に幸いなことに、そこまで身近に感じたことはなくて。

 

だから今回の話は、自分達にも結構影響が及んでることもあって、純粋に驚いている。

前述の通り、うちの所はそこまで影響があるわけではないけれども、

じゃあダウンしてる間は別の所に、と検討しようと思ったら、

まあ当然他の人達も同じことを大分前に考える訳で、

登録・発注が殺到して、そちらも一週間以上待ち。

まあ、そらそうだよな、と。当然の帰結である。

 

一体どこのどいつがこんな傍迷惑なことをしてくれやがったんだとつくづく思うし、

お世話になってる所の人達が不憫で仕方ないし、

もっと身近でいつもお世話になっている業者さん達も対応に追われていて、

本当に迷惑以外の何物でもねぇな、と腹が立つ。

 

昔、社会の授業を聞いてた時に「情報化社会」という単語を習ったような気がする。

今はどういう呼び方をしてるのかは知らんけど、

情報化社会にあって、こういう攻防はますます激化していくんだろうか。

 

これが国家レベルの話なら、

幸いなことに、なんて言ってられる立場ではおれないんだろうな。

きっと、人間はもう止まれないんだろう。

便利さを享受したら、それが無かった頃には戻れない。

先に進むしかないんだろうな。

 

願わくば人間が行き着く先にも、人間としての死があらんことを。