日記書く余裕があったら仕事しろよって感じなんですけど、これだけは書いておきたい…!

あー、いつものアレです。妄想世界よこんにちはっていう内容です。

今夜も自分は脳内通常運転で至極元気です。

なんかもう考えるのも面倒くさくて正直早く寝たいので、フィーリングで書きます。

フィーリングで。

 

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いやもうね、毎度思うんだけど、まさかだよ。まさか。

まさか、彼に恋愛要素が爆誕するとは微塵も思っていなかった訳ですよ。

え?!最もそういう方面からかけ離れてそうな奴だよね君??!何で??

ってなったけど、そうなっちゃったんだから仕方ない。

結局つくるのは自分なんだから、自分の妄想の勢いを恨むしかない。

 

見えるのは雪。雪だ。

だから、今の季節にメモを残しておきたかったんだよ。

雪の降り積もった白い世界の中に、二人が寄り添って座り込んでいる。

背丈の小さい彼に、彼女が後ろから少し凭れ掛かっている。

彼女は目を閉じて。

二人の髪に、肩に、腕に、足に、深々と雪が降り積もっていく。

静かな世界だ。

 

彼が素朴に訊ねると、彼女は否定をしない。

否定をせずに、否、と応える。

彼女の吐く息が白く溶ける。

幼い彼は理解できないままだ。

 

寒さの中に、確かな熱がある。

少しずつ消えていくそれとは別に、確かにそこに留まる熱がある。

幼い彼はそれを理解したいと縋るのだけど、

彼女はそれに応えない。

 

…ああ。彼女が死ぬのか、生きるのか、それもまだ判らないけれども、

自分はこの熱を、来年の冬も思い出すことができるだろうか。

この二人の熱を、温もりを、憶えていられるだろうか。

思い出したい、と切に願う。

冬の日の寒さの中に、彼らの姿をまた見たい。

その時には、彼らの結末も決まっているだろうか。

また違う二人が見られるのだろうか。

 

忘れたくないから、

また思い出したいから、メモしておこうと思って。

 

『 ……きみが、さむがりなだけだよ 』