少し前まではいいペースで書いていたような気がするけど、
もう一月近く空いてしまったのね。
いやはや、月日が経つのは早い早い。
月日が経つのを早く感じるのは「ときめき」が無くなるかららしいと、
先日実家に帰った時に親が言っていたけれど、
それを聞いて、そう言えば、大学の頃に「ときめき」について考えたことがあったなあと。
確か「ときめき」が無い、とラボの先輩か誰かと話したという記憶だったと思うけど、
(確か、この日記にもその日のそのことを、どこかで書いてるハズだけど)
そう思うと、大学の頃には既にときめいてなかったらしい、黒鉛筆です。
ここのところ日記を書くペースがまた落ちたのは、
別段そんなに順番を気にしてる訳ではないんだけど、
何となく、日記を書く前にラフの続きを上げたいなあと思ってしまって、
でもなかなか進まなくて、実は次の回は既に書き終わってるんだけど、
書いた後で一晩寝て、起きて改めて考えてみたら、
コレジャナイ感が強くなってしまって、また一から書き直そうとしてるところ。
それが何で書こうと思ったのか。
書きたいと思ったことは、この先も憶えていたいと思った内容は、3つある。
1つは、正直なところ、これが何度目なのか判らない。
もう何度も同じことを経験して、何度もここにも書いてる気がする。
その時に聴きたい音楽がピタリとハマると、超絶テンションが上がるのは、
前にも書いた記憶がはっきりとあるくらいに、最近書いたことだと思うけど。
その時もそうだった。
聴きたい音楽を当てられて、大変満足しながら、職場へ向かう途中で。
通勤途中には、なかなか雰囲気のいい短い並木道があって、
そこを抜けると、ちょっと開けた場所に出る。
いつもそこで空を見る。
ああ、空を見上げるのも、昔から好きなんだけども。
朝から夏のあッつい日差しが照りつけて、そこには、
とても自分の乏しい語彙じゃ表現しきれないくらいに、
綺麗な青空と、その中にもくもくと立ち上る白い雲があって。
汗をかいているくらいに暑いのに、
足の先から頭のてっぺんまでぶわりと鳥肌が立って、
あ、総毛立つってこういうことか、と。
あまりの感動に、高揚に、ーー情けなくも、泣きたくなった。
その時に、
ああ、自分は目が見える人で良かったと、これまた前と同じような感謝をし、
自分は、この先もずっと、この風景を忘れずにいられるだろうか、と心配をし、
この瞬間、目に見えるこの風景を、青と白と太陽と、そして最高の音楽と、
自分の中のどこからか勢いよく湧き上がるこの気持ちすべて、
ひとつにまとめて、そっくりそのまま、保存しておければいいのに、と。
そんなことを願ったけれど、
どう考えても今の技術力では無理なので。
せめてここに書いておこうと、そう思った訳で。
空を見ただけで感動できるっていうのは、単純な人間だとつくづく思う。
そして単純な人間で良かったと、その度に思う。
3つ書くつもりだったけど、なんか1つで満足しちゃったな。
ラフの構想でも考えて、寝るか。