あーあー、全身が痛い。

もう、どこが痛いのかも判らないくらい。全身、バッキバキ。

坂道を上るのもしんどくて、もう、えっちらおっちら、よっこいせと、そんなレベル。

おまけに、右手の親指はさっき、ちょっくら職場に行って菌だけ植えて、その帰りに立ち寄った接骨院で、まあ案の定と言うか何と言うか、見事に包帯でぐるぐる巻きにされた。

 

いやぁ、ね。自分はド素人だかんね。

そりゃあ、この怪我の具合がマズいかどうかなんて、そうそう判別できない訳で。

指は動かせるし、そこまで痛む訳でもないし。大分腫れてて、明らかに生きてる人間の肌の色をしてないけど、まあ骨は折れてなかろうと。

だけど、だ。ド素人の判断ほど、アテにならないもんはないし。

割と自分にとって、右手ってのは大事にしてるパーツだし。

これも何度も書いてるけど、目と手だけは本当に、大事にしたい。まあ最悪、右手が使えなくなったら左手を何とか使えるようにするけど、両方だめになったら、もう、だめだと思ってる。それは、人生的なレベルで。生きてる楽しみが、98%くらいは無くなる。つまり、生きてる意味が無くなる訳で。

だから、少しでも治りを早くしたいのと、とりあえずお前のことは大事にしてるから、っていう、自分の中での右手に対する意識を再確認するために、とりあえず、前にも少し世話になった接骨院に行きました。

 

そんで。

案の定というか予想通り、骨は(多分)大丈夫そうで。

でも固定した方が治りは絶対早いから、と簡易的なギプスのようなものを当てられて。テーピングで固定されて、包帯をグルグルと巻かれて、ご丁寧にネットまでかけられて。

ピペットマンが使えなくなったら商売上がったりなんで、親指の先の関節だけは動かしても大丈夫なようにしてもらって。

ちょっと大袈裟だけどね、そうですね、なんて先生と言い合って。

ああ、やっぱりなあ、と。まあ、これも予想はできたことだけど。

 

大体、医者にかかると大袈裟になるのは、まあ、経験上よくあることで。

だから、正直な所、ちょっぴり行くのは躊躇っていた節はある。

自然治癒でも、多分、時間をかければ治る。明らかに肌の色がおかしいけど、まあ、湿布を貼る程度なら、周囲の目もそんなに気にならない。

でも、医者に行くと、まあ医者側からしても仕方ないんだろうけど、こんな風に、お前骨折したのかよってくらい、包帯グルグル巻きにされる。

イヤそんな大した怪我じゃないんだけど、っていうのをいちいち説明するのも面倒だし、何より、今回誘ってくれた先生にも申し訳ないなあ、と思ってしまう。

 

まあ…でも、早く治したい、ってのも、正直な所だし。

自分としては、骨に異常は無さそうだ、っていうのを確認できたから、よしとする。

なるべく冷やしてね、と言われ、それと風呂は2、3日は控えてね、と言われて。

昨日、ものっくそ熱い湯で超がつくほど長風呂してました、とはとても言えず。

いやね?内出血が酷いから、確かに血行良くしたらもっと出血酷くなるかなぁ、とは予想できた。流石に。

でも、全身がバッキバキの筋肉痛で、凝り固まった身体を解したかったんです、はい。

やっぱ冷やすのがいいんですね、と再確認。

そう言えば、昔、この日記でもそんなことを書いた気がする。それはさておき。

接骨院で必ずと言っていい程お世話になる、湿布は貼らないんですか、と訊いたら、

あれは痛みを誤魔化すためのもので、今は固定する方が大事だから、と言われ。

そうなんですかーと、また一つ教えてもらった。

とりあえず、骨をヤってなければ、冷やして動かさない。これが大事なんですね先生!

という訳で、また暫く接骨院通いになりそうです。

 

で、何でまたこんな満身創痍になってるかと言えば、

金曜に、職場の上司からバレーに行かないかと誘われまして。

え?バレー?バスケは中学の時やってましたけど、バレーですか?正直、学校の授業以外でやったことないですけど?ドがつく素人ですけど、大丈夫ですか???

そんな自分に、大丈夫大丈夫!と、とてもいい笑顔で答えて下さったので、

上司が指導?しているらしい、地域のママさんバレーの練習に参加させてもらいまして。

自分ママさんじゃないけど。上司も男性ですけど。まあ、そんなことは気にしない。

その結果が、右手と左膝周辺が生きてる人間の色をしてないという、これだよ!

 

まあ確かにね、ド素人とまではいかないかもしれない。

母さんがバレー部だったこともあって、バスケをやってるんなら、同じ球技のバレーくらいできないと情けない!みたいな風に何故か言われてて、オーバーくらいはできます、はい。

でも昔っから、アンダーだけはからっきしで。

どこに飛ぶのか全くコントロールできないし、何より痛い。痛すぎる。

だからアンダーは本当に苦手なんだけど、まあ、そりゃあ、絶対やりますよね。はい。

お陰様で、手首から肘までの内側も、割と生きてる人間らしくない色になってます、はい。

 

あのー、素人なんですけど、なんて言ってられる状況ではなく。

とにかく人数が足りないんで、素人の自分が、多分10年近く前に教育実習に行った時にバレー部の練習に参加して、即突き指したあの時以来にバレーやる自分が、普通に練習に混じって、まあ手加減はしてもらったけど、ほぼ周りの経験者に助けてもらったけど、試合形式の練習にも普通に出てるとか、これおかしくないですかねぇ?!

なんて心の中で叫びつつ、でもやってみると、これが割と楽しい。

バレーをまともにやったのは多分これが初めてだけど、バレーってすげえ難しいスポーツなんだなあ、と思ったのが一つ。

 

昔はテレビでたまに観てたけど、ボールがネットを挟んで、ばいーんばいーん、ドカッ、ばしーん、どーん、と行ったり来たりしているのをただ目で追ってるだけで、

何て言うか、割と単純なスポーツだなあ、と思ってました。はい。

相手との距離が遠いからかな。バスケは基本的に1対1で相対してるけど、お互いが縦横無尽に動き回るし、パスをグルグル回して、シュート、と見せかけてパス、パスと見せかけてドリブル、いかに相手を振り切るか、相手を騙すか、素早く動くか。。

それに比べたら、バレーは動ける範囲が決まってて、味方しかいなくて、3回で返せばOK。

いかに強いアタックを打つか、いかにそれを拾うか。

難しいと言ったらそのくらい?とか、思っていた時代が、私にもありました。

 

まずね。コートが、意外と広い。

6人居れば割と全体を守れるんじゃね、とか思ってたけど、そんな考えは馬鹿野郎だ。

第一、ブロック?前衛は、ほぼほぼネット間際に立っている。

だからぶっちゃけ、コートの90%は残りの3人だけで守ってる。

嘘だろ、広いよ。広すぎんよ。バスケやってる身からしたら、何この人口密度の低さ。

そんで、ボールの速さがもう、ダンチ。

そりゃあ、バスケットボールよりも小さくて軽いから、仕方ないけども。

それに、バスケは基本的にパスだから、イレギュラーなボールが飛んでくることはあまり無い訳で、ボールが飛んでいく軌道は大体判る。

でも、アタックで飛んでくるボールは当然の如くめっちゃ速い訳で、

ほんで、更にこれはと思ったのが、フェイント。

いやー、騙される騙される。もう、余裕で。向きはこっち、だと思っても、どのくらい飛ばしてくるのか全く判らない。エンドラインギリで後ろにぶっ飛ぶくらい強いボールなのか、手前に落ちるふわっとしたボールなのか、はたまた自分は丁度いい位置に立っているのか。。

前のめりに倒れたり、後ろに転がされたり、いいように振り回されて。

いやホント、難しい。実感。舐めてました、バレー。

 

勢いよく床に激突した右手と左膝、それと腕の内側を擦って、痛いなあと思いつつ。

でも、上手くなったら楽しそうだなあ、

上手くなりたいなあ、と思いました。

割と、表にはなるべく出さないようにはしてるけど、基本的に負けず嫌いなので。

別に負けるやつは全然負けていいし気にならないんだけど、

やっぱりね、翻弄されて転がされてるのは、何となく気にくわないので。

できれば、おっ、こいつ人数合わせくらいには使えるじゃん、的な。

その程度のレベルには、なりたいかなぁって。

やっぱさ、ある程度のレベルにならないと、自分も相手も面白くないし。

折角身体を動かす機会をもらってるんだし、それくらいは出来るようになりたいなーと。

そんな風に思いました。はい。

 

今度実家に帰った時は、母さんに色々教えてもらおうかな、とか。

父さんも一時期バレー部の顧問してたから、父さんでもいいかな、とか。

家の前の空き地で、アンダーの練習でもしようかしら。

とりあえずは、アンダーをやっても腕が生きてる人間の色を保つくらい、腕の筋肉を鍛えて?感覚を麻痺させる所から始めるべき??

あと、意外とスクワットみたく動くんだなーと。膝使うの大事だそうで。この辺、バスケに近いですね。お陰様で、脚もバッキバキです。

 

大分長くなってしまった。そう、ゼミ担当が近いんです、案の定。

でも、これからは本当に、こっちを書く機会が増えるかも。

長らくやってきたことに一区切りをつけたので。うん、そっちの話も、いつか書ければと。

バレると困るので、書かないかもしれないけど。

とりあえず、自分にお疲れ、くらいは言っておきたい。

さて、そろそろ仕事します。