久し振りに映画祭りしたので、感想殴り書きターイム

今回観たのは↓の5作。

 

・デッドプール

・キル・コマンド

・追憶の森

・エクス・マキナ

・ターミネーター・ジェニシス

 

//////////!注意/WARNING!//////////

ネタバレ全開です。

 

 

 

 

・デッドプール

興味があったと言えばあったし、無かったと言えば全く無い。。

だがしかし結局興味があったから借りてきた訳で、まぁ話題になってるし何となく観てみるかという感じが一番近いかな。あとはこういう、正義感とは別の衝動で動いてる?ヒーローっていうのがどういうキャラクタなのかは気になる所だったし、軽くて下品なキャラのイメージだったので、こういう奴の描き方の参考に。

 

で、観た訳だが、うん、まあ、予想通りというか期待通り、

最初っから最後まで下品で軽くて残酷な映画だなぁと思った(笑

グロもエロも軽いノリで流しちゃうのはどーなのよと思ったけど、それもこのキャラの魅力なんだろな。デップーさんのプロフィールは全く知らなかったけど、結構しんどい人生送ってるのね…。

個人的にはX-MENの女の子がめちゃ気になったww

 

・キル・コマンド

今回一番期待してた作品なだけに、アテが外れてガックリ。。。

ヒューマノイドが出るって言うから期待しちゃったよ…。単に殺戮マシンを描きたいだけのような気がしなくもない。メイズ・ランナーの時みたく、置いてけぼり感が半端なかった。

 

ストーリーとしては、ある部隊が訓練施設で二日間訓練することになるんだけど、そこに同行するのが技術者?の女性(名前忘れた)。この技術者が半人間半機械みたいな人で、訓練施設のロボット達を造った本人らしい。

で、ロボット相手に訓練してたらメダロットのムラクモノミコみたいな奴が襲ってきて、ムラクモをリーダーにして一斉にロボット達が襲ってくるという。んで、ほぼほぼ部隊の兵士は殺されて、最終的に技術者も死んで(?)生還者二人。


………………で?

 

って言わざるを得ないような映画だった…。

結局、技術者の造った機械達が学習して成長して、人間の制御下を脱してしまったと。

そんな話は今時ありふれてると思うんだが。この映画の独創性はどこだったんだろうと、今でも自分は解らない。分類ホラーの方がいいんじゃないかな…。

 

・追憶の森

借りた理由は樹海の参考資料と、世界のケンワタナベェェェェェェ--------!!!!!が出てるから。(これに尽きる

樹海で自殺するためにわざわざ海外からやってきた人が森でケンワタナベと出会って不思議な体験をする、そんなお話です(語弊がある

 

奥さんに先立たれた旦那が、死に場所として樹海を選んでやって来る。

さて死ぬかと思った所へ、明らかに遭難している世界のケンワタナベが現れる。とりあえず助けて帰る道を教えるが、いつの間にか二人とも迷ってしまう。死にたくないと願う世界のケンワタナベに、旦那は彼と共に出口を探し始める…

 

大体こんなお話です。樹海は行ったことないので分かりませんが、結構リアルな死体とか「そういうの」を想像させるような描写があります。ご注意をば。自分はそういうのに対する耐性に限界があるので、何度か目を覆いました。

 

行けば行くほど道に迷う、二人は(物理的・精神的に)傷付きながらも、お互いを励まし合って進んでいく。その中で旦那の身の上話が聞けます。しかし一方で世界のケンワタナベは何も語らない。確かに、観てても違和感なんですよね。その答えがラストにある。

 

そう、終わり方がきれいだった。ああ、そうだったのかと、スッと収まった。

結構観てて苦しい映画だと思う。旦那の身の上話も辛いし、何より樹海は怖い。自然は容赦がない。樹海に「残されてる」リアルな物とか、私の中の樹海のイメージが自殺の名所だからってのもあるけど、先入観からしてもうビビってる。

 

でも、最後の花を見た時に「ああ、そうだったんだね」って、

すごく納得できたし、すごく悲しかった。

今思い出しても鳥肌が立つし、涙が出る。

 

世界のケンワタナベは相変わらず名演技でした。いやぁ痺れるなあ。

でも、これで樹海での外国人の自殺者が増えないといいけど…(苦笑

 

-----長くなってしまったので一旦これで区切り-----