たぶん今年の春頃に見た夢オチ↓

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ギターの発表があるらしい。
服が気に入らないので乗り気ではない。
着ているランニングは黒で、髑髏の絵が描いてある。
持っているピンクの長袖でもあったら良かったのにな。
そういや、黒い靴を持ってたっけ。
これから暑くなる季節だし、今度七分袖の服を買いに行こうかな。

いつもの練習場所はとある雑居ビルの1F。
昼休みから戻ったら、口々に火事だと叫んで出口へ向かう人々に出くわした。
確か、前は隣のビルの屋上で火事が起きたんだっけ。
すんげースレスレの距離で隣接してる割には、こっちのビルの被害は殆ど無かった。
けど、今回はこのビルの屋上で火事だと。

頭のずっと上の方で燃えてるワケだ。
そりゃあヤバいだろ。さすがに。

とりあえずみんな外に出ろ、と奥の方で自主的な避難誘導が始まっていた。
それが顔見知りだったこともあって、誘導志願隊に加わることにする。

上の階の連中にも知らせてやらないとイカンだろ、
屋上の様子も見に行った方がいい(※よい子は絶対真似してはいけない)、
俺らは下を誘導してる、

なんとなくだが即決でなんとなく役割が決まった。
エレベーターは三機、一番手前側に8人くらいで乗り込んだ。
屋上へノンストップで上昇する。

屋上にはエンジンみたいなものが二つ並んでいて、明らかに駆動音が異常だった。(そういやまだこの時点では火事ではなかった)
今にも爆発するんじゃないか、とヒヤヒヤした。
正直、すぐにでもそこを離れたかった。
原因も何もさっぱり分からんが、とにかく危険だってのは理解できた。

早く他の階に知らせに行った方がいい、
そこを離れたいのもあって、上から順々に知らせに行く役を買って出た。

まずは最上階。
廊下に均等に簡素な扉が並んでいて、どうやらここは居住区らしい。
しかし、そう都合よく廊下を歩いてる奴は見当たらない。表札も無いから、どの部屋に人が住んでいるかも全く判別できない。

こりゃマズい。とにかく大声を出すか?
しっかし、なんとはなしにイヤな雰囲気なんだよな、この廊下。
団地とか集合住宅の団欒的な、あったかい中で自然と人目につかない所、陰の場所。
怪談かなんかに出てきそうな、薄気味悪い感覚…。

ンなこと考えてる場合じゃない、と目線を上げた。
そこで偶然、壁と天井の境目付近が視界に入った。
壁に妙な穴が開いている。
そこへ続くように並んだ足跡。
イヤ待て、なんだって壁に足跡が?明らかに重力に逆らった動きだろ。

その穴と足跡が決定的だった。
芸術作品かもしれないとか、そんなものがこんな所にあるわけないだろとか、そんなレベルじゃない。
おかしい。
明らかに何かがオカシイ。気味が悪い。

さっさと下の階に行こう、と踵を返した時、ようやく廊下を歩いている人を見つけた。普通の人らしいので本当にホッとした。
とりあえず逃げろ、他の住人にもそう呼び掛けてくれと頼み、階段で下の階へ向かった。

最上階のいっこ下の階、そこは階の真ん中が四角くすっぽり抜けていて(上下に突き抜けてない吹き抜けみたいな感じ)、そのぐるりがでかいプールになっていた。
プールは流れるプールの強化版のようで、アホみたいに強力な流れが発生し、所々で白い波がうねっている。
どうやら、巨大な魚が泳いでる海をイメージしたものらしい。

そんな激しい流れの中を、かなりの人達が泳いでいる。
あんた達スゲェなオイと素直な感想を述べる前に、とりあえず泳いでる場合じゃないから逃げろと避難を呼び掛けた。
避難経路はエレベーターが、と言いかけてイヤちょっと待て災害時にエレベーター避難はオカシイだろと思い直す。

ていうか、災害時にエレベーターが動いてるか?フツー。
さっき屋上へ上がった時は動いてたが、あれは奇跡的だったのかもしれない。
災害時には何を使うんだっけ?
落ち着け、落ち着け。そうだ階段だ。非常階段があるハズだ。
脳内でビルの構造を描き、確かに非常階段があったと思い出す。

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すんげーーー尻切れトンボな感じですが、ここまでなんですよね。
メモもここまでしか残ってないし、記憶もこれ以上は無い。
たぶん、ここでぱっと起きたんですな。

練習場所ってのが昔の習い事やってた教室で、そこが懐かしかったですね。
携帯でぽちぽち打ち続けて、ようやっとこさ書き終わりました。長かった…