疲れていたので、甘いものが欲しかった。
けど、スイーツのメニューにはあまり惹かれるものが無かった。
ので、エスプレッソ仕立て(?)のコーヒーを注文した。
(これ、ドリンクバーだよな…)
他のメンバーも注文を決め、ドリンクはすぐに運ばれてきた。
コーヒーを頼んだハズだが、何故か自分の前にはホットミルクが置かれた。
が、自分は全く気にせずにフレークを入れて飲んでいる。
(これ、ドリンクバーのカップじゃないよな…)
徐に階下の方で声がした。喧しい、に分類されるような声だ。
大方、客同士のトラブルだろうか。大した興味は無かった。
が、見える位置なのでそちらを見ると、チャラい男が変な男に投げ飛ばされている所だった。
ますます興味が無い。
すると、投げ飛ばした男がこちらへ階段を上がってきた。
横目で見やると、パンチパーマの黒髪に大きなグラサン、ヒゲ、浅黒い肌、赤いシャツに銀色のギラギラとした薄手のコート(っていうのか?)という出で立ちの男。
正直、近寄って欲しくない。
しかしそいつはこちらへ近付いてきた。多分、無作為に。
その男は片手に新しい煙草を二本持っていた。
そしてコンクリ打ちっ放しの壁に煙草を素早く擦り付け(ちょうどマッチで火を起こすように)、恐らく本人はカッコイイと思っているであろう手段で着火させた。
と思ったら、火ではなくて赤い血のようなものが煙草の先端から迸った。
あと一応、煙草の先端に焦げ目がついた。
「解ってねぇな。解らせてやろうか?」
(何をだ)
パーマ男はいきなり煙草を投げた。
遠くへ飛ばすのかと思ったら、それはすぐ近くの、自分の座っている横に落ちた。
男はわざわざそれを拾い、自分の方へ向けてきた。
「逃げる暇も無かったな」
決まった、とパーマ男は考えているに違いない。ポージングからしてそうだ。
黙ってそのパフォーマンスを見ていた(というか、見せつけられていた)が、何だかすごくムカついたことがある。
ので、それを言ってやることにした。
突き付けられた煙草を奪って、擦った断面側をパーマ男の腕にスライドさせた。
火は点いていないが、パーマ男の腕に二本の鉄錆のような跡が出来た。
パーマ男は驚いた様子で「てめっ、何しやがる?!」とか言っている。
なので、言ってやった。
「タバコを無駄にするなよ。作ってる人が居るんだぞ」
多分、パーマ男と周囲の人々の反応は「ポカーン」だった。
続けて自分は言ってやった。
「二本も無駄にしやがって。資源が無限にあると思うなよ」
周囲がクスクスと笑い出した。何だか自分でも言ってて笑えてきた。
パーマ男は居心地が悪そうだ。
-----
よく解らん男によく解らん説教をする夢の図。これは自分でも笑えた。
驚く程真面目に叱ってるんですよ。別に自分は煙草擁護派でもないのに、つか寧ろアンチ煙草派なのに、「手前ぇ、煙草作ってる人間のことも考えろよ!」てな感じで。
最近は面白い夢ばかり見る。
けど、スイーツのメニューにはあまり惹かれるものが無かった。
ので、エスプレッソ仕立て(?)のコーヒーを注文した。
(これ、ドリンクバーだよな…)
他のメンバーも注文を決め、ドリンクはすぐに運ばれてきた。
コーヒーを頼んだハズだが、何故か自分の前にはホットミルクが置かれた。
が、自分は全く気にせずにフレークを入れて飲んでいる。
(これ、ドリンクバーのカップじゃないよな…)
徐に階下の方で声がした。喧しい、に分類されるような声だ。
大方、客同士のトラブルだろうか。大した興味は無かった。
が、見える位置なのでそちらを見ると、チャラい男が変な男に投げ飛ばされている所だった。
ますます興味が無い。
すると、投げ飛ばした男がこちらへ階段を上がってきた。
横目で見やると、パンチパーマの黒髪に大きなグラサン、ヒゲ、浅黒い肌、赤いシャツに銀色のギラギラとした薄手のコート(っていうのか?)という出で立ちの男。
正直、近寄って欲しくない。
しかしそいつはこちらへ近付いてきた。多分、無作為に。
その男は片手に新しい煙草を二本持っていた。
そしてコンクリ打ちっ放しの壁に煙草を素早く擦り付け(ちょうどマッチで火を起こすように)、恐らく本人はカッコイイと思っているであろう手段で着火させた。
と思ったら、火ではなくて赤い血のようなものが煙草の先端から迸った。
あと一応、煙草の先端に焦げ目がついた。
「解ってねぇな。解らせてやろうか?」
(何をだ)
パーマ男はいきなり煙草を投げた。
遠くへ飛ばすのかと思ったら、それはすぐ近くの、自分の座っている横に落ちた。
男はわざわざそれを拾い、自分の方へ向けてきた。
「逃げる暇も無かったな」
決まった、とパーマ男は考えているに違いない。ポージングからしてそうだ。
黙ってそのパフォーマンスを見ていた(というか、見せつけられていた)が、何だかすごくムカついたことがある。
ので、それを言ってやることにした。
突き付けられた煙草を奪って、擦った断面側をパーマ男の腕にスライドさせた。
火は点いていないが、パーマ男の腕に二本の鉄錆のような跡が出来た。
パーマ男は驚いた様子で「てめっ、何しやがる?!」とか言っている。
なので、言ってやった。
「タバコを無駄にするなよ。作ってる人が居るんだぞ」
多分、パーマ男と周囲の人々の反応は「ポカーン」だった。
続けて自分は言ってやった。
「二本も無駄にしやがって。資源が無限にあると思うなよ」
周囲がクスクスと笑い出した。何だか自分でも言ってて笑えてきた。
パーマ男は居心地が悪そうだ。
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よく解らん男によく解らん説教をする夢の図。これは自分でも笑えた。
驚く程真面目に叱ってるんですよ。別に自分は煙草擁護派でもないのに、つか寧ろアンチ煙草派なのに、「手前ぇ、煙草作ってる人間のことも考えろよ!」てな感じで。
最近は面白い夢ばかり見る。