ニューカマーが明日にもやって来るという情報により、Yラボの自分が所属するお部屋では本日朝から騒々しく模様替えが執り行われました。

まずは新人さんの仕事机の確保。唯でさえ小さなお部屋にもう一人分のスペースを確保するのは至難の業。

ああでもないこうでもない、と試行錯誤を繰り返し、これならいけそうだという案を採用、早速関係者の大(でもないけど)移動が開始されました。


まずは共用スペース兼先輩デスクの大掃除。

こんな日に限って寝坊された先輩、朝から「どうしてあいつは毎度お決まりをやらかすんだ」と非難囂々。後に髪の寝癖もそのままに登場された先輩、即刻退去を命じられる。


幹事様「ホラさっさと片付けろ」←説明皆無

先輩「あ、はい。すいません」←恐らく脳内???の嵐

黒「ええとですね、新人さんの場所を作る為に、この机をこっちへ移動させて、こっちの2つをこっちで向い合せにするという方向で作業を進めています」

先「ああ、成る程。了解です」←作業に取り掛かる

兄上様「机の下が酷いことになっているぞ」

先「そうですね」←机の下をもぞもぞ

ヒーロー様「公民館スリッパ(※注1)が落ちとったで」

先「ああ、懐かしい」

兄「その山崩壊するんじゃない?あーホラ、危ないぞ」

幹「お前の机、俺の部屋みたいだ(笑」

(先輩の机にあったファイルやプリント類の山が崩壊)

可憐様「あーあ…」

兄「もうダメだ、先輩がさっきから『あ、あ、あ、あ、』としか言ってないぞ(笑」

ヒ「頑張れ!先輩頑張れ!(笑」

幹「イヤ、次やばいの俺らですよヒーロー様(笑」


そんな訳で、次は先輩と机を入れ替えるヒーロー様&幹事様の移動開始。

先輩と程近い状態のデスクのお2人、こちらも相当激しい移動となりました。


ヒ「まずはワンピ(※注2)をどうするかや。しゃーない、儂の机の下に置くか…」

幹「ちょ、先輩!こっち押さえとけ、ダンボールが落ちる!」

兄「それ付けたままでいく意味あんの?(笑」

幹「ありますよ!!ヘヴンズ・ドア(※注3)があるじゃないですか!!」

可「ちょっと待って下さい、それ机の壁面、すっごく汚いんですけど」

ヒ「それ、前にコーヒーこぼしたんよ(笑」

黒「大分下の方までいってますね。両方拭いときますよ」

ヒ「引出しの中も整理せなあかんのかぁ。面倒やなあ」

幹「ヤだ、俺引出しの中見たくない」

可「ちょっと失礼しますよ。…何でこんなに10円玉入ってるんですか」

女王様「ていうか汚過ぎ~」

幹「俺は片付け出来ないの!もう嫌だよぅ兄上様ー」

ヒ「おっ、X氏(※注4)の名刺がある。やるわ」

先「えっ、ありがとうございます」←とりあえず受け取る先輩

黒「それどうするんですか?」

先「あげる」

黒「えっ。ど、どうすればよいんでしょう、これ」

幹「おい先輩!俺の昔の写真をやる。ピーナッツみたいだろ」

先「あぁ、ありがとうございます」←またしても受け取る先輩

黒「それ貰ってどうするんですか先輩」

先「あげる」

黒「イヤどうしていいのか判りません(笑)兄上様、これどうしたらよいでしょうか」

兄「ほぅ。電話の横にでも置いておけばいんじゃない」

幹「やめて(笑」


※注1)先輩が昔使われていたお部屋用スリッパ(らしい)。公共施設によくある貸出スリッパのようなやつ。

※注2)YラボOBの方がある年のヒーロー様の誕生日に贈られた、ワンピース全巻(新品)。

※注3)幹事様の机に取り付けられたダンボールの壁、そこにマッキー(黒)で描かれた天国への扉。

※注4)幹事様ゆかりの超有名議員のお名刺。


午前一杯を模様替えに費やし、その中で先輩が幾度となく空気椅子となる危機に陥り、それでも結局椅子が足りないのでパイプ椅子になるという事態に落ち着き(?)、ちょっとした席替えもあり、自分は自分で模様替えには関係無いながらもこれを機にと昨年一年分溜まった雑誌会・研究会資料を処分し、漸く実験に取り掛かれたのは15:00頃のことでした。

席替えの結果、兄上様が今日新たに作られた新・スペース、自分の机の後ろに移動されることになりました。

やばい、これはテンション上がる。←

居眠りしないように頑張ります。ていうか、最近は実験あり過ぎて仕事机に戻ってくる暇も無いが。



…という感じで新人さんいらっしゃい、と思っていた矢先。

こちらへ来る日程が一週間以上延びた、との連絡を受ける。うん、そんなことも…あるよね。