に何故かいる。


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以下、後日の追記。


中央フリーウェイ~♪の歌は実は全く知らないので、箱根八里で勘弁して頂きたい。(誰に

そんな訳でどんな訳だが知らないが、一路富士山の近くへ行って参りました。言ってて思うが、大分アバウトだな。

助手席に乗ってただけなので順路は詳しく憶えていないが、圏央道から中央高速に入り、更に東富士五湖道路とかいう中央高速の小枝のような道を行き、須走で下りて御殿場近くを通り過ぎ、山道を越えて芦ノ湖を迂回したと思ったら芦ノ湖スカイラインとかいう有料道路を通過し(ここから見える景色は絶景だった)、再び須走から中央フリーウェイ~に乗って談合坂に寄り道したりして同じ道で帰路につきました。(多分


日曜の朝、さて今日は(昨日頑張って)Yラボを休みにしたことだし、来週提出の教職の課題でもやりますか…と寝床から起き上がった所で、母さんがいきなり部屋へ入って来て、どっか行くから支度をしろと言われて、支度をして、気が付いたら助手席に乗ってた訳です。どういう訳なんだ一体。


まあ、あれですね。俗に言う親孝行ってやつをしたかったらしいです。

自分が色んな所の緩衝材に使われるのはもう慣れたもんなんで、母さんと父さん、それから祖母ちゃんと自分の4人でアテもない日帰りの旅に出掛けましたとさ。

他の3人の目的は温泉だったらしい。車で家を出た時点で「どこ行くの?」と訊いたら「どっか」という返事。

せめて高速で向かう方面だけでも決めておいて欲しかった。



さて、そんな短い中央高速の旅。

途中で富士急の横を通り過ぎ、卒論終わったら富士急行こうと誓った。マイカーで行ける距離であった。

とりあえず、フジヤマと、ドドンパと、ええじゃないかに一緒に乗ってくれる人を募集しようかな。

まあ、居なければ単体で行くだけだ。あ、病院はナシの方向で。もうあそこには二度と入りたくない。(トラウマ


そして、付いて行ったお陰で素晴らしい出会いをしてきたよ。

あれは御殿場から芦ノ湖へ向かう途中だった気がする。山を越える間に、一面枯れ草が生い茂る場所があった。ここここここここれは!!!!と窓に張り付く。

自分がこんなに興奮することから想像がつくでしょうが、そうです、マイワールドのイメージにぴったりな場所。←

ナビを見ると『箱根千石原湿性植物群落』と書かれている。

大してテンションの上がらないドライブで、俄然テンションが上がる。


黒「降ろしてくれ!俺はここで降りる!!」

父「何だよいきなり」

黒「あの芒の中を突っ走って来る!!」

母「馬鹿じゃないの」

黒「いいから降ろしてくれ!皆は勝手にそこらの温泉でも入ってくりゃいいじゃないか、俺はここでちょっくら2時間くらい遊んでるから」

父「長っ」

祖母「そんなことして何が楽しいんだい」

黒「理解を得ようとは思わない」

母「また今度でいいじゃない」

黒「駄目だ、ここには最低でも冬と、夏と、大雨の日とで3回は来なければならない。どうせならその内1回を今日の内に済ませておくべきだ。3回、しかも冬の機会は今日を逃すと来年になりかねない」


→ごり押しで、降ろしてもらいました。

自分は自分で体感しないとなかなか気が済まない性質でして。でないと表現が出来ない。体感してこそ感じることもある。そういうのを大切にしたい。

ので、お話の中で出す予定の冬・夏・大雨の日を実際に体感してみたいなと。(馬鹿か

流石に大雨の日は無理かもしれないが、夏は可能だ。夏にまた来なければならない。


んで。

車から一人降り立ち、テンションMAXのまま芒の海へ突っ込み、暫く我を忘れて芒を掻き分けて前進、前進、前進、前進、ひたすら前進。山の急斜面を覆い尽すように生い茂っていたので、登って行くのは結構大変でした。

風が芒を揺らす音と、自分が喧しく枯葉を騒がす音。

太陽は西に傾き、ふと足を止めて立ち尽くした中は金色の波の間。


思い出すだけで楽しい。早くまた行きたい。今度は出来れば夏に。



富士山は本当に美しい線を描く霊峰ですね。

今回はそれを思い知った気がします。