いつの間にか12月です、あっという間ですね。今回は「あっ、」という暇も無かった気がする。
そんな風に、無為に時間を駆け抜けている所為なんだろうか。それとも、時間が駆け抜けていってるんだろうか。
5次元の世界で、4次元を知覚することが出来たなら、それはどんな風に感じるものなんだろうな。
残念ながら、人間にはどう頑張っても知覚することは出来ない。残念です。
にしても、また大分日が空いたもんだ。
ここ数日は内容が濃かったので、順を追って書いていくとしますか。
では、一昨日の3日の朝からスタート。
久し振りの結構強い雨の朝、折角最寄駅まで親が送ってくれたのに、いつも通り武蔵野線が遅延していた。
丁度ホームのベンチに空きがあったので、まあ電車なんて待ってりゃその内来るもんだろうと読みかけの本を開く。その時は、まだ雨が原因の軽い遅延だと思っていたのでね。
しかし暫く文章を辿った後に、アナウンスで全線が停まっていることを知る。
障害物があったとか何とか。まあこれもよくある話、人が絡んでなけりゃそうそう時間もかからんだろうと、そのまま本の内容に没頭する。因みに、『φは壊れたね』を読み直し中。
そいで、次のアナウンスがこれ。
「南流山付近で、線路内に民家の屋根が飛んできた為、只今、武蔵野線上下線全線で運行を見合わせております。復旧の目処は立っておりません」
おおっと、とこれを聞いた時は流石に小説から現実回帰したね。そうか、民家の屋根が吹っ飛んできたか!と。
民家の人は大変だろうなあ、と瓦屋根がばらばらに崩れて飛んでいく様を想像する。そういや、今日は天気予報で突風が吹くって言ってたしなあ。竜巻注意報か警報かも出てたしなあ。
復旧の目処が立たん、という訳で、振替輸送を利用する為に続々とホームを後にする人々。→to Ikebukuro line
だがしかし。自分はここ4年間で学んださ、こういう時は待つのが一番だと言うことを!
人身事故シリーズ・PARTⅧまで経験すりゃあね、待つのも大切だと知った訳だ。
そんな訳で、そのままφを読み進めること20分程度。元々、Yラボの出勤時間は結構アバウトで、まだ大丈夫な範囲だろうという認識もあった。
がっ、次のアナウンスで「復旧見込みは9:30の予定です」と流れた所で、これはマズそうだと兄上様に一応連絡。
ちゃんと書いておきましたよ、『因みに、原因は「線路内に民家の屋根が飛んできた」そうです』と。
それでも振替輸送に動かなかったのは、大抵こういう場合は予定より早まるから。作業員の皆さん、お疲れ様です。日本のこういった鉄道作業員の人々は本当に優秀だと思う。
益々閑散としてくるホーム、一定時間を置いて繰り返される同じ内容のアナウンス。
それが変わったのは、待ち始めてから約50分後、そろそろ9:00にもなろうかという頃だった気がする。
「最新の情報です。復旧予定時刻は10:00を見込んでおります」
大誤算とはこのことだ。これはもう駄目だろうか、と別経路を視野に入れ始める。
が、まぁまた変わるかもしれないし、丁度本読み終わりそうだし、とりあえず本読み終わるまで居るか、とそのまま読書続行。もう連絡はしてあるし、午前は特に何も無いからゆっくり来てOKと言われているし。
で、とうとう本も読み終わったのが9:10頃。
寒いしココアでも飲むかね、とホームの自販でココアを購入。何故か500円硬貨が2度スルーされたので仕方なくPASMOで購入。3度目はしない人間。
電車の遅延で、朝からホームでココアを飲む。贅沢だな、と晴れた空を見上げてしみじみ思う。温かいココアがよく沁みる。
さてココアも消費した所で、潮時か、と兄貴に電話。
会話は80%がグダグダなので各々の内容を要約すると、
黒:Yラボへ行く3つの別経路の所要時間とかかる運賃を調べて欲しい
兄:死ね
金の心配も無く携帯で調べられる人々は良いですね。早く稼いで、そういうことが出来るようになりたいもんです。
つー訳で、運良く暇してた兄貴に調べてもらった所、地下鉄経路が最速&最安とのこと。
待ちぼうけタイムがそろそろ1時間10分を超える頃。そいじゃ、諦めて行きますかね、と足を階段へと向けようとした、これまた丁度良いタイミングでアナウンスが入った。
「最新の(以下略)復旧予定時刻は9:30を見込んでおります。現在、トタン屋根の撤去作業が終了し、安全確認を行っています」
(時間短縮)キターーーーーーーーー。て、いうか、屋根トタンだったのね!というツッコミはさておき。
兄貴に調べて貰っている間に更に時間を消費していたので、ここまでくりゃ待ってる方が断然早い。
ハイ、そんな訳で、結局ホームに来ていた電車に乗り、待つこと約10分。
アナウンス通り9:30に運転再開し、無事にYラボへ辿り着くことが出来ました。
…あれ、3日の朝だけで一記事分以上くらい書いてんな。
じゃあ、区切って書くとしよう。次は3日の午後、凱旋セミナーとその後の飲み会について。