帰りの電車内でマックシェイクを飲んでいる自分。
ヨーグルト味は昨日までだったんだって。今年も2回くらいしか飲まなかったなあ。
極端な話、電車内で無意味に飲食した場合は死刑にしても構わないと思っているから、もしそれで自分が死刑を宣告されたらどうするかな、という想像でもして時間を潰した。
死刑前の心境はそういう情況になってみないと分からないだろうから、これは考えても仕方がない。
電車内で告発される時も、「あ、すいません」で終わるんだろうな。
電車を降りて現行犯逮捕されて、そのまま刑務所へ連れて行かれて、家族が騒ぐだろうな。
取調室で情況を説明して、やっぱりそこで「すいません」と謝る。
マックシェイクなんか飲んでてすいませんでした。
一発死刑だってことは分かってるから、既に何もかも諦めてる。
あの日あの時のマックシェイクに後悔しながら、牢屋の中で家族に手紙でも書くんだ。
二十数年間大切に育ててくれたのに、こんな下らないことで無駄にさせてしまってごめんなさい。
これから先、返す筈だった恩を返せなくてごめんなさい。墓は要りません。
どうかマックシェイクを恨まないで下さい。
一頻りマックシェイクを飲む情況を引き起こした要因に八つ当たりして、
次に自分の行為の愚かさと浅はかさをどん底に陥るまで詰り、
最後に残される両親の老後を考えた所で、
きっと、自分は泣き崩れることだろうな。
っていう、シチュエーションを考えるのは割と好き。妄想ってやつか。これが趣味の範疇だからな。
自分が何処か一点を見つめたままぼんやりしている時は、大抵あっちの世界に行ってます。
昔っから、そういう時に考えていることを友人に話すと軽く変人扱いされました。
例えば、体育館の天井に張り巡らされた鉄骨の中心にぶら下がるにはどうすればいいか、とか。そんな感じ。
いつか、その辺のリアル・トリップも書けるといいなあ。日々の疑問的な。
それだけです。