金曜日の夜のことになりますが、人生初・金縛りを体験しました。
いやあ、今迄なったこと無かったんですよね。何だか新鮮な気がしました。
あと、金縛りっていう言葉の響きから、動けない上に全身が痺れてちくちく痛いのかなぁなんて想像をしてたんですが、全然違いますね。普通にハズカシイ。
風呂で金縛りにあった辺り、もう少し条件が整えば死ねたかもしれません。←
それはいつもの如く、風呂で快眠を貪っていた時のことだったのだと思われる。
夢を見ていたらしい。いや、今現在進行中で見ているのか?現実と夢の境が曖昧だ。
鎧武者が現れて、日本刀を振りかざし、自分の首をぶった切ろうとしている。
ああ、この辺明らかに夢だね。何だ、夢を見ているのかと安心する。
両手の親指と人差し指で、手のひらを上に向けて、自分の首を囲うんだよ。
そうすれば、首ちょんぱされずに済むらしい。そうか、ではやってみようではないか。
夢の中の自分が、それをやろうとする。ていうか、やった。これで安心。
その途端に、目が覚めた?
いや、違うな。瞼が少し開いた気がするけど、また閉じた。ん、何かヘンだぞ。
風呂の湯に浸かっている感触がある。起きてるな。こいつは現実だぞ。ちゃんと真っ暗な風呂に居るな。
こいつはどうしたことだ?身体が動かない。動かそうとしても、固まっちまったように動かない。
成る程、こいつが例の金縛りというやつか、しかし本当に動かなくなるもんだな。
目も開けられない、手も動かない。動かそうとすると、何となく身じろぎする気配はあるが、まるで人形になった気分だ。試しに声を出そうとしたが、声も出ない。認識はしてないが、呻き声くらいにはなったかもしれない。
一体、こいつはいつまで続くんだろうか。
気が付くと、また夢を見ていて、鎧武者が刀を振り上げている。
自分の家の風呂にこんな奴が居る訳はないので大して怖くはないが、全身が金縛りで強張ってるのはやり難くてしょうがない。
金縛りにあうと、人の気配がするとか言ってたっけ。
でも、洗面所の方に人影は見えないな。ちょっと待ってみたが、それでも曇りガラスの向こうに人が立つ気配は無いな。
じゃあ後ろの窓だ、と見てみたがそちらにも顔らしきものが映っている様子は無さそうだ。
随分と平和的な金縛りだな、と思いつつ、いつ収まるんだこれは、と自分の思い通りにならない身体に嫌気が差し始めた。
身体が死んでて脳味噌が興奮状態にあるのか、脳が寝てるのに勝手に身体が動いてるのか。
金縛りってどういう機構なんだろう。ていうか、疲れる。さっさと終わって欲しいな…
…で、暫くしたら自然に解けました。
自分の身体が動くようになって、まずしたのは、親指と人差し指で首周りを囲うこと(笑
おまじないのつもりで一応やっておきました。とりあえず内容的にあまりよくない夢だったからな。
明らかにオカシイのは、目を閉じている筈なのに、洗面所や後ろの窓を見たということ。
多分、見てなかったんでしょうが、脳内でそう捉えてたんでしょうな。
それにしても不思議な体験だった。明らかに現実と夢を別々に認識していて、身体が動かないのは現実の話、鎧武者は夢の話だと割り切ってましたね。金縛りって、そういうもんなんだろうか。
我が家でも風呂場はちょっとしたホラースポットなので、何だか嫌な気分です。
それにしたって、風呂で惰眠を貪るのはやめられないですけどね。
何だろう、毎日帰りは遅いし、お陰でろくなもん食わないし、実験は進まないし、色々新しいことがあったりで、ストレスと疲れが溜まってたんだろうか。
この休日で、ちょっと休みたいと思います。でも、月曜は大学行く予定です。前培せねば。
まだ書きたいことはありますが、後でまた書くか、面倒なので諦めて書かないか、どちらかにします。
プロトコルを作らなければ。そうだ、箱根に行く準備もしないと。多分、準備する暇無いからな。
ああ、忘れてた、教職の宿題をやってない。
いいや、前に提出した指導案を何とかこねくり回して再利用するとしよう。
ていうか、何で大学のメールシステムが3日もダウンしてるんだよ。
結果も報告出来ないじゃないか。もういい、こうなったら直接セレクト培地に撒いてやるぜーーー