今日は友人とぶらり東京下町デェトに行って来ました。下町良いですね。

最初は御茶ノ水で待ち合わせ。道中ぶらりとニコライ堂に寄り、見学してみようと中へ。

そしたら今日という日は日曜日。ミサの日ではないですか。

という訳で、そのままミサ見学と相成りました。


入口で寄付(?という形になるのか)として蝋燭を1本買い、そのまま奥へ。

実はミサというものを実際に目にするのは初めてだったりする。とても厳かな雰囲気で、あちこちに灯された蝋燭の炎の揺らめきが目に眩しく、そして温かい。慈悲に溢れていると言うものなのか。

読み上げられる言葉、聖歌隊の美しい声の響き。

神聖なる場所。


自然と頭を垂れるものです。流石に十字は切りませんでしたが。信徒じゃないし。

初めてのミサというものに心奪われてぼーっと突っ立ってたら、友人に小突かれました。結局一時間近く居たんでないかい。

蝋燭に火を灯して燭台に献じてから教会を出ました。

心が鎮まり、穏やかになる場所ですね。


人々が宗教に救いを求める理由がちょっと分かった気がします。

確かに、あそこには全ての答えがあるんだろうな。

絶対的矛盾は神の存在に尽きるけどな。



教会を出てから昼食をとり、ちょっと移動して千駄木へ。

千駄木駅を降りてからはのんびりぶらりまったり、パンフ片手にもうこれ以上無いくらい適当にぶらぶらしてました。今川焼を頬張りつつぷらぷら歩いては住宅街の中のギャラリーを巡り、私的超好みな絵画を見つけたものの\37000だったので断念し(当たり前だ)、また歩いて店入って歩いて個展見ての繰り返し。

大分自由だな。いやはや、あの辺りはちょっとしたギャラリーが沢山あってちっとも飽きない。


千駄木から谷中へ行き、また千駄木に戻って日暮里駅へ行こうとしたら何故か西日暮里駅に着き(←地図を見ないで適当に行ったから)、日暮里へ行く道すがら谷中銀座へ立ち寄ろうと“夕焼けだんだん”の方へ。


そこでお茶したんですが、とても良い雰囲気の喫茶店でした。

『Cafe a la papa』っていうお店なんですが。すごく小さい店でテーブルも4席?くらいしかないんですが、マスターと奥様の優しさが溢れてて何と言うかこう、ほっと出来るお店なんですよ。

今オススメの「カボチャのプリンケーキ」、めたくそ美味いから是非御賞味あれ。



ところで、その喫茶店でちょっとしたハプニングが。


自分はドリンクにカプチーノを頼んだんですが、カップ&ソーサーと一緒に見慣れないものがついてきた。→中がスカスカの木みたいな短い棒


黒「…これ、何だろう」

友人「え?お菓子みたいなもんじゃないの?」

黒「え、でも何か変なニオイするけど…とりあえず齧ってみるか」


がり。


黒「…硬ぇな」

友「(笑)えー、ちょっと貸して」


友人、先端を少々剥がしてもぐもぐ。


友「…これ、多分食べ物じゃない」

黒「やっぱりか(笑」


結局、その棒らしきもので掻き混ぜて普通に飲んだんですが。

撮った写真を家に帰ってから母さんに見せたら、「シナモンじゃないの?」と言われました。

そうか…シナモンは粉末状のものでしかないと思っていたよ母さん…。

ちょっと恥ずかしい体験でした。



そんなこんなの下町歩き、なかなかに楽しめました。良い一日だった。

そして友人には誕生日プレゼントまで戴いてしまいましたよ。夏の終わりにゼミ旅行で沖縄に行ったそうで、ホタルガラスのアクセサリを貰いました。ありがとうTちゃん…!!

ホタルガラス、ずっと憧れてたんですよ。ただ、自分では中々買う勇気が出なかった。

大切にします。わくわく。また素敵なものを戴いてしまったなあ。


しかし今日はよく歩いたな。

明日辺り、筋肉痛が襲って来る気がする。寧ろ明日来い。明後日とか来るな。