ちょっと考えれば分かったことなんだよな。うん。

あの狭いクリーンベンチ内で、保存用角シャーレ15枚広げようと試みる方がアホなんだ。


…クリーンベンチ内が修羅場と化した瞬間。


元々培地作りはあまり得意じゃないんですが。微生物系ラボにあるまじき人間(苦笑

それでも丸シャーレなら並べるのは慣れてるんで、20枚でも結構簡単にイケるんですけどね。

角シャーレ使ったのは今回初。さて、いざ積み上げてみようと思ったら…あれ、どうすんだコレ。←一時停止


や、培地固まっちゃうから。とにかく積み上げろ自分。

試行錯誤する暇も無く、ベンチ内にひたすら意味不明なモニュメントを作り上げる。我ながら完成品に笑えた。

最初っからきちんと考えて並べれば良かったのにねー。本格的にアホだな。


多分乾かす時のUV照射で雑菌は撲滅したと思いますが。寧ろそれだけが頼り(笑

あれでUV照射無かったらコンタミしまくりだっただろうな。

明日早速植え継ぎに使うんで、コンタミしてないことを祈る。



全然関係無いですが。

帰宅後、夕飯も食べ終えてのんびりコーヒーでも飲むかと台所へ行った時に、そのメロディは突然脳内に響いてきました。

何だっけ、何ていう歌で誰が歌ってるんだっけ、とパソへ向かっていた兄貴に思わず訊いた。


黒「てっててててってってっててててててってっ♪って、誰の歌で何つー歌だっけ?!」

兄「…………」


「ンなもん判るか」といつものツッコミが来るかと思いきや、こちらを向いたまま暫し停止する兄貴。

そして、次に兄貴の口から出て来た言葉は予想を遥かに超えるものだった。


兄「『妖精達がッ夏を刺激する♪ナマ足魅惑のマーメイドゥ♪♪』」

黒「それだーーーーーー!!!!何で知ってんの?!何で歌えんのちょっと!??」←テンション急上昇

兄「天才に不可能は無い」

黒「知ったことか」←テンション急降下


イヤ、本気で兄貴が歌えたことには驚いた。たとえサビの一部のみだったとしても。

しっかしまあ、何だって唐突にTMさんが出てきたんでしょうかね。『HOT LIMIT』という歌らしい。

何処かで最近耳にした覚えがあるような無いような。でもカッコイイ曲ですね。是非とも夏に出会いたかった。



出会いといえば、自分とTMさんとの出会いは遡ること12年…位か?

サイクロ2巻(だったと思う)の宇宙人編。ロミオ登場回。ミー君救出に南極行ってノリで合体しちゃって宇宙船破壊して地球救っちゃうなんともドラマチックな壮大な話。ネコ型ロボットであの無茶振りは未だに素晴らしいと思うぞ。


(以下、サイクロ(※サイボーグクロちゃん)2巻に関するネタバレ含む↓)


いやー、例の笠木氏ですよ。未だにあのネタが誰なのかは知らないが(笑

剛くんの「空飛ぶ電柱を知らないか?」から始まるあの一連の会話は最高だと思う。


そして当然、その直後の笠木氏の台詞「その代わり、TMさんの『ホワイトブレス』歌ってよ」が自分とTMさんとの出会いな訳ですな。(自分は当時、このシーンを読んで兄貴に「TMさんって誰?」と訊いた


そして素肌にジャケット。いい歳こいてマイクスタンド振り回してホワイトブレス熱唱(in南極)しちゃう剛くん、彼も漢だった。熱いよね。ミーくんのこととなると熱いよね。イイじゃないか、種を越えたそんな素敵な関係も。



まあ、そんな訳で。

思えばサイクロから色んなことを学んだなあと思います。TMさん然り、ダイ・ハード然り。

小学校の時はスラダンと並んでバイブルだったからな。

自分のロボット好きの原点は、もしかするとサイクロなのかもしれない。確実に影響は受けてますな。


これからもずっと破壊のプリンスのいちファンでいようと思います。

どっちかって言うと、彼は王子というより帝王みたいな感じがするけどな…