普段なら何でもない筈の歯医者への道程が、雨と夜と自分の運転というスパイスが添加されるだけで吃驚仰天★F1レーサーもドッキドキの逃避行になるというのは一体どういうことなのか。


今回は親知らずを抜いた部分の消毒に行って来ました。

結局昨日は寝る前までお口の中鉄の味だったんですが(最早血混じりの唾が本来の唾の味だと思えてきた)、今朝起きたら出血も止まってたので何より。そりゃそうだ、一晩中血ィ出てたら流石にヤバいだろ。


予約は18:00だったけど、誰も送ってくれないというので仕方なく1人で行くことに。


今迄一度も自分の運転で行ったことが無かったので、道もうろ覚えのまま出発。小回りの利くヴィッツでGO。

雨の所為で既に辺りは真っ暗ケに近い。雨×夜の運転なんて、路上教習じゃ一番当たりたくないコンディション。

1人ドライブの御伴にと、Nackアフター5をBGMに逝ってきます。79.5好きだ。小型ラヂオ買いたいくらい好きだ。


しかしなんだ。陽が落ちると皆気が大きくなるのか何なのか。

割り込み回数が半端無ぇ。この距離で出て来るか?!ってな距離でフツーに出て来る。何だオマエラ。

そして道路の線が何処もかしこも消えかかってて見えないっつーオチ。引き直せよ。

蒸発現象とフロントガラスの曇りに怯えつつ車を転がしていく。


行きも帰りも、一番のYAMABAは通り道にあるCC内を通る所でした。

田舎道だから外灯が皆無なもんで、お先真っ暗なんてことがしばしば。こんな時こそハイビーム。ウチの古い型のヴィッツにはそんな高度なライトは無いと思う。多分サーチライトの方が呼称としては合ってる(と思う)。

まあ、そんなことはどうでもいい。

ハイビーム様々なもんで、視界もバッチリ。が、勿論対向車両も使ってくる。ちょい離れた後続車両も使ってきたりする。闇に埋もれる森を貫通する道が、突如として眩しさMAX。ハイビーム合戦が始まる。←


勿論、対向車が来た時にはハイビームを下げるのがマナー。ところがどっこい、相手は一向に下げる気配が無い。眩しいっつーの!と1人で叫びながらテンション上がる。しかもバックミラーもピカピカ(←後続車のハイビーム)。この無法地帯が。


漸くCCを抜け、記憶を頼りに車を右へ左へ。一度間違えて民家に突っ込む。


そして無事歯医者さんに到着。消毒はものの5秒で終了。

待合室で遊白(6巻)読んでた時間の方が確実に長かった。


で、左の上の親知らずも抜いとくかという話に。


看護婦「左の方も抜いちゃっていいですかー?」

黒「え 、 ???…今、ですか(硬直)」

先生「まっさか~(笑)今度ね。うん、一週間後くらいで平気へーき」


誤解を与えるような言い方を…。

イヤ、一瞬マジでドキッとしたわ。しかしもう次を抜くのか…やっぱり怖い。



帰りはまあ行きと同じ道を帰ったので、往路よかまともなテンションでドライブ出来た気がします。

途中でタイヤを何かに擦った気がしたり、危うく逆走しかけたり、道路上に黒い物体があってやべぇと思ったら水溜りのドッキリだったりと、スリル溢れるのには違いなかったが。

夜の狭い田舎道のドライブって、ホント嫌だな。


まあ、結果的に人を轢くことも無く(推定)無事に帰り着けたんで良かったです。奇跡か。




ところで、本日(日付変わってるけど)も友人に誕生日プレゼントを頂いてしまいました。

何で皆、こうも自分が欲しいものが的確に解るんだ…!!寧ろそのスキルが欲しい。