エピローグと言いつつ、書くのは各話の裏話兼後書き。
高校時代も話書いてて思ったけど、書き終った後の曝露トークって何でこんなに楽しいんだ。
※gossipについて
gossip=下らない会話。他愛の無い会話。つまりどーでもいい会話。つーことで、今回は『会話』をコンセプトにしてみた。RAINBOW自体適当な集団だから、そこらでくっちゃべってそうな適当な会話をメインに。
■1st gossip:
後で出そうと思ったのに、見事に拾い忘れた<RED>の顔に関する伏線。
<BLUE>の上司の1人に<RED>の弟(前回のRAINBOW.で既出)が居て、その兄弟全員が同じ顔をしているという事実を<BLUE>は知らなかった為にちょっと驚いている。因みに、<YELLOW>の居た九研にも<RED>の兄弟が居るので、後で<BLUE>と<YELLOW>の会話の中にそのネタを出す筈だった。
そして<GREEN>の凶暴性が垣間見える話でもある(笑)<YELLOW>をぶん殴った所為で机が陥没したらしい。
話の中では<BLUE>が一生懸命会話しようとしているが、普通なら<GREEN>の役ドコロ。それを彼が進んでしなかったのは、無理矢理連れて来られて若干不機嫌だったから。
■2nd gossip:
適当とはいえ、とりあえず話の中では召集した理由が欲しいので理由付け。とりあえず共通して捨て駒扱い。
・三研所属はニアリイコールで処分対象だから問題無し。
・九研は既に放棄されてる施設だから、<YELLOW>に関してはぶっちゃけ存在自体消えてる筈。
・<BLUE>は良く出来たコピィ。良く出来過ぎてオリジナルよか使い勝手がイイ。しかし所詮コピィはコピィ。(メダではコピィされたオリジナルは必要無いって言ってたしそれがセオリーだけど、この話の中ではオリジナルがそこそこ重要な存在だからコピィの方が使い捨て扱い。っていうかオリジナルが一応主人公だし)
・<GREEN>は寧ろ情報だけ引き出したら即、死んで下さい状態。基本“亡霊”は全て処分対象。
・<VIOLET>だけは存在に関する問題が無い。ただ、神国ごときに彼のような高性能ロボットが居ることが帝国にとって気に食わない。国家間の軋轢に巻き込まれてる不憫。
という訳で、中々死なないし中々使えるのでちょっと激戦区ブッコんでもいいしそれで死んじゃっても別に構わないっていう最高に便利な隊の完成★(うん、最低だよホント)
■3rd gossip:
神国の背景を知らないと全く理解出来ない話。狙ったよ当然だよ。
神国は150以上の民族から成る多民族国家。その中で曲りなりにも国を纏める主要民族があって、それが紫・巛・獏・義・杜・昆・丞の7民族。それぞれ姓になってる。ツートップが紫族と獏族で、それに昆族が続く。
巛族は一番人口が少なくて権力が弱いので、紫族と同盟関係にある。<VIOLET>はその約束の象徴。
紫・七七夷と獏・咼羽子は<VIOLET>と<ORANGE>の兄弟(みたいな)。
因みに、獏族は紫族と仲悪い。昆族はその喧嘩の仲裁をやらされ続けてる可哀想な人達。義族は獏族の手下。丞族は奇人変人の集団。杜族は森の民(の一部)。
あと、巳羅は生きてるっちゃ生きてる。名前も中身も変わったけど。
■4th gossip:
戦闘の描写が分からなくて、書いてて戦争映画をもっと観るべきかと思った。
<YELLOW>が何気に優しい所を書けたので満足。基本的に彼は仲間を大切にするタイプ。
九研は常戦闘区域にあるので、戦闘に関しては<YELLOW>の経験値は高い。多分<BLUE>や<VIOLET>を凌ぐ。
<BLUE>は防御をメインに設計されてるhumanoidという設定。
相手の動きが読めないので、とりあえず(殺れる範囲で)見付けた敵を潰せば相手が異変を察知して動くだろうという予想の下に実行している(らしい)。
あーもー分かんねえよ、誰か戦術指導してくれ。
■5th gossip:
<RED>も誰からも連絡が来てなさそうに見えるが、rigaからの連絡を最初に受けたのは<RED>。そこで少し話をしている。
Ionはちょっと訳アリの少女なので、色々とコミュニケーションに問題がある。とりあえず喋れない。話し掛けても無反応。時々、何かしらの情報をアウトプットするがインプットは一向にする気配が無い。
<GREEN>は当然、それを承知の上で彼女のボデーガードを務めている。
ここで出て来てるvermillion(こっちも前回のRAINBOW.で既出)はラフとは別人。
名前を考えるのが面倒臭かっただけ…(←ラフの方の話)。
■6th gossip:
最も書き難かった話。こいつのお陰で再びラストをギリギリ8/31にupする羽目に。
<INDIGO>の異動騒動がテーマ。本当は入れたい要素が沢山あっただけに、残念な結果に。
<RED>と<INDIGO>の喧嘩→<ORANGE>の反発→<GREEN>による解説→和解→残留っていう流れは頭の中にちゃんとあったんだけど、それをあの量に収めるのはマジ不可能だった。
ホントは<RED>と<INDIGO>の言い合いをメインにする予定だった。
<RED>は<INDIGO>を死なせたくなかったけど、<INDIGO>にとっては生きるとか死ぬとかよりも「飼い主の命令に従うこと」の方が重要なので、今の隊に行けというrigaの命令を優先することを望んだ。
<RED>も<INDIGO>の性格は知っているので、それで仕方なく承諾。
何だかんだ言って、<ORANGE>は<INDIGO>のことを気遣ってる。
■7th gossip:
隊長による全員の呼び出し+指導・評価。これは特に書くことナシ。
強いて言えば、<GREEN>の腹黒さがちょっと見せられたのがイイ。彼の基本スタンスは社交性に優れてるまともな人物だけど、お腹の中は若干黒い。ていうか悪。何故か続いてしまったRAINBOW.第2弾、これにて完結。
最後の終わり具合が微妙だったけどな。これはこれで仕方ない。本当にラストまで書くと、多分知識的な問題がカバー出来なくなっちまうから。
ああ、楽しかった。また気が向いたらこの企画やるか。続かないとか言いつつ結局続いてしまったし。
以上新たに加わった全7話、御粗末様でした。
(後日、誤字修正+追記。恥ずかしい…)