Unidentified Flying Object;UFO


を、人生初めて見ました(?)。イヤ、多分違うと思うけど。

犬の散歩をしていたらその時の空の風景がとても気に入ったので、暫く突っ立って眺めてたんですよ。

遠くの地面から立ち上がるような雷雲がもんの凄い重量感というか圧迫感あって、その向こう一面のバックに薄い雲が広がっていて、千切れ千切れの中途半端な雲がその辺に適当に浮かんでるって感じ。

あの空一面をシャッターに収めて、永遠に頭の中に入れておければ良いのにな。


雲が浮かんでるのが妙に不思議な感覚でした。

何で落ちてこないんだろう?と。眺めている内に落っこちて来るんじゃないかと思いました。

まあそれはいいとして。



口を開けて空をぽかんと見ていたら、雲の間に何か光ってる小っこいものが見える。

最初は飛行機かと思ったんですが、それにしちゃ高い所を飛んでいる。この辺りで見る飛行機の高さじゃ無かったですね。おまけに小さ過ぎて殆ど光の点にしか見えないし。

点滅とかせずにずっと光ってたんで、夕陽が何かに反射してるのかなーと思ったんですよ。


鳥…?かとも思ったんですが、鳥の体がそんな反射するか??

動物的な動きが皆無だし。そんなに速くはないですが、真っ直ぐ移動している感じ。

角膜に浮遊してるゴミかなーと視点を左右に移動させてみたんですが、その光は併せて移動せず。


それにしても小っこいなーと目を細めて見たら、光の左右に白っぽい影があるのが見えました。

はァ、ありゃ一体何だべなーと思っている内にその光はぱっと消えてしまいました。

やっぱし、航空機や鳥が向きを変えたとかじゃなかったなあ。何にも無かったもんなあ。



その後も一度、やっぱり足を止めて空をぼんやり眺めている時に現れましたね。

同じ光の点だったんで、ああさっきのやつだと思ってまたじっと見てました。

今度は薄い雲に被る直前で消えましたが。


自分はちっともUFOの存在なんて信じてなかったんですが、これは一体どうなのか。

自分の目で見ちゃうとね。流石に信じるとまでは行きませんが、まあそういう不思議もあるんかなァと。

ちゅーても、どうせ何かの自然科学的現象だろうと信じて疑いませんが。


第一、宇宙人が居ないなんて誰も証明出来ない訳ですしね。

宇宙のどっかには居るんじゃないですか?その否定はしませんよ。寧ろ居て欲しい。


あれ、そうなるとUFOの存在信じてないってオカシイな。今迄矛盾してたのか、俺。



尤も、UFOが来ようが来まいが自分からすりゃどーでもいいことですけどね。

この惑星に於ける現行の秩序に干渉しない限りは。