とっっっても最悪な朝が来ました。そりゃもう最悪さ。
年甲斐も無く近所迷惑も考えず朝っぱらから怒鳴り散らしてるんだもんさ。
まず、自分はとても素敵な夢を見ていました。
ラスボスにやられて全滅したんですが、倒れていたらラスボス(注※体長10m位でかなりゴツイ)が「鎮魂曲だ…」とばかりに超泣ける曲をピアノで生演奏(しかも滅茶苦茶上手い)してくれてたんですよ。
あァ、癒されるぜ(死にかけてるけど)…と聴き入っていたら、
兄「起きろコノヤロー」
いきなり(リアルで)兄貴登場。
優雅な気分に浸っていた自分は、別に低血圧でも無いのにマジギレ。
黒「あァ?!ンだよ、折角イイ夢見てたのに!!」
兄「駅まで送ってけ」
黒「親父君も母さんも居るだろうが!」
兄「2人共がっちりマンデー(笑)観てるからお前行けって」
黒「はァ!?だって昨日行ってやるっつったら『要らねえ』っつったじゃんかよ!」
そう、時間を遡って昨夜のこと。
兄貴が日曜に出掛けると言うので「送ってこっか?」と言ったら「別にいい」と返って来た。
兄「お前はどーせ自分のことでしか動かねえ奴だしな」
黒「ああ、兄貴の為にわざわざ起きたかねえな」
(会話終了)
そんなんだから、もう完全に自分の中では「関係の無いこと」だと思ってたんですよ。
可能性があれば素直に起きる選択肢も出て来ますが、自分の中では1%の可能性も無かった時点でアウト。
自分の中の(心も含め)予定帳は白紙な訳です。
それが何だって、おまけに超素敵な夢を見てた所へ「送ってけ」などと叩き起こされなきゃイカンのか。
兄「必要になった」
黒「ああさいですか」
携帯のアラームが喧しく鳴り出したのでそれにも文句を言っておき、漸くむっくりと起き上がる。
兄「じゃっ、ヨロシク★」
黒「…殺す」
兄「は、どうやって殺すんだ?(笑」
黒「呪い殺す」
眼鏡を掛けて下に降り、免許証を片手に「オラ行くぞ」と行こうとすると、TVを観ていた母がこちらを見た。
母「ちょっと、コンタクトつけて行きなさい」
黒「必要無い」←めんどい
母「あんたそれじゃ絶対危ないでしょ!」
黒「五月蝿い」←めんどい
兄「まーまー、あいつが怒ってる時は逆らわないのが一番だって」
父「何だよ、じゃあ俺が送って行こうか?」
は ?
黒「いーよ、俺が行くことになってんだから」
父「お前の運転じゃ危ないって」
黒「知ったことか。頼んだ方が悪い」
兄「あー、親父君が行ってくれるならお前要らないや。寝てろ」
黒「だったら何で起こしたんだコラ」
…結局、親父さんが送って行きました。
自分は腹立ちを隠さずに再び自室へ戻って寝ようとした訳ですが、蚊の襲撃に遭い、部屋を締め切って執拗に捜索すること約10分、漸く敵を叩き潰しました。
ちょっと清清して二度寝しました。