兄貴から本屋で買い物を頼まれたんで行った先で気が付いた、プルートゥ発売日ジャン★

即購入しました。とうとう最終巻…!6、7巻辺りからコレ終わるのかと不安にもなりましたが、正真正銘のEND。いやー、感慨深い。私的には意外とあっさり終わりましたが。


そうだな、初めてプルートゥを手にしたあの日。あれは予備校に通ってたあの日。

池袋の紀伊国屋で1、2巻をまとめて買ったあの日。帰りの電車でニヤけてたあの日。(ヲイ)


プルートゥとも世界観がばっちし被った所があってコンチクショーと思ったこともありましたが、ロボットの苦悩に関しては色々と考えさせられた漫画でした。

あと、色々と奇抜でしたね。自分の中では。いきなりロボット泣いちゃうしね。

ロボットって泣いて良いんだ?!と自分の中で何かが崩れた(笑

そういったことに関して言えば…ある意味で革命だったのかもしれない。


(以下、プルートゥに関するかなり激しいネタバレなので御注意↓)




まあそんなグダグダな全ての感想を吹き飛ばしてくれる程、ブラウ氏は格好良かった訳だが!!!!(何)

やばいっしょ。初見から彼にゾッコンだったけど、今回最後のアレは何ですか。

たった一人の生き残りであるアトム熱が急上昇すると思ってたんですが、ここへ来て彼が御登場なすったとは…。いやはや、浦沢先生イカス。(何か久し振りに使ったなこの単語)


尤も、予想通りアトム熱も急上昇しましたよ。

というか、正義の味方っぽくない彼に好感。


「僕を怒らせない方がいいよ」


あの台詞を口にする1ページ、私的永久保存版です。(ぐっ)

一体どうやったらあの静かな迫力を生み出せるのか…。あの目の形といい、トーンの具合といい、口元、顔の向き、どれもが絶妙のバランスで描き込まれてると思うんだがどうか。

ああいう絵を描きたいなァ。やっぱ尊敬するなあ。


そして思ったよりプルートゥのフォルムがカッコイイのに吃驚。

だって今迄全身像ちゃんと出て来たの少なかったから…。何だよう、フツーに格好良いじゃんよ。惚れるぜ。

ただ、中身がサハド氏となるとギャップが結構激しかったけどな。でもイイ。


そして私的アーノルド氏が好きなんだがどうか。イヤ、彼に関しては名前から好きなのよ。

アーノルドっていう子供が居るもんで、何となく親近感。そういや彼登場させてないな。考えておこう。




それにしても、これでまた一つ楽しみが減ってしまったのは確か。豪華版買いてえええええ

後はワンピにもやしもんに、うつろわざるものにCOPPERSにディエンビエンフーに黒鉄か。(待ってますよ、ええずっと待っていますとも、迅鉄が帰って来るのを…!)

…ちゃんと周期的に出るの、ワンピだけだな。

それだけ期待のし甲斐があるってもんさ。



ところで、森博嗣氏のS&Mシリーズ、遂に読破しました。

結局最後まで(とは言っても『有限と微小のパン』読んだのは最後じゃないが)2人の仲はあのまんま…。西之園君、救われてないなあ(笑


でも、あのコンビの遣り取りは私的好きでしたよ。

西之園君のか弱い乙女ちっくなハメられっぷりにも、犀川先生のいきなりスーパーヒーローっぷりにも、毎度拍手喝采を送りたい気分でした。あのお決まりなシチュエーションが猛烈に好き。

『数奇にして模型』は本格的な戦闘に突入したからな…。流石は先生。


ああいうお決まり要素があるから、森博嗣氏の小説が嫌いにならないんだと思います。

ZOKUDAMみたいな無駄要素に近い感じがあって、それが上手く緩衝材になってる気がする。


そういえば、この前本屋で戦隊モノみたいな森博嗣氏の新作ハードカバーがあったけど…あれは何だろう?

中身をちらっと読んだ時に「ロミ」の名前があった気がするんだが…

まさか…バーブも居るのか…!?(ケンの前に彼を挙げる自分がどうだよ)