研究室でペットボトルの茶を飲んでいたら、先輩も机の上に置いてあった紙パックの茶を手に取ってこう言いました。


先輩「これさー、1.5Lで\100なんだよ」

黒「それは怪しい安さですね…」

先輩「国産で○○の工場で作ったって書いてあるけどさ、絶対どっか外国から茶葉持って来てそこで加工しただけだろって感じだよね」

黒「でしょうねえ」

先輩「つか、この原材料名オカシイっしょ」


見ると「原材料名:緑茶(国産)、香料、ビタミンC」との表記がある。


先輩「香料入ってる緑茶飲んだの、俺多分初めてだよ」

黒「緑茶に香料って時点で謎ですね(笑」

先輩「しかもさ、200ml中カロリーも炭水化物も何もかも0mgなのに、ナトリウムだけ13mgって書いてあんだよ。どんだけNa入ってんだよコレ」

黒「まあ、品質を取るか価格を取るか、ですね。ある意味究極の選択ですよ」

先輩「迷わず価格を取ったけどね」

黒「そこ即決ですか(笑」


いやー、先輩の説明聞いて紙パックのパッケージを見た瞬間に吹き出してしまった…。一見して、見たことも聞いたことも無いメーカーの名前が書かれていたので。何とその他の要素にミラクルフィットするパッケージであることか。

即決で価格を取る先輩も素敵です。流石は先輩…!



同じ研究室でもう一人、今日は勇者が居ましたね。

昼休みに校舎横の外付け階段を降りていたら、降り切った所で研究室の同期と遭遇。自分は気が付かなかったんで向こうから声を掛けてくれたんですが、最初は正直、自分に声を掛けて来たかもよく判らない無声音語が発せられただけだった。


同期(渾名はMr.)「あ(実際は「あ」と「む」の間みたいな音)、○○(←自分の名前)~!」

黒「(ん?)、おぉ!」(手を挙げて応える)


見ると、彼は事もあろうにカップラーメンを啜りながらこちらに歩いてくるではないですか。

いや、あれには驚いた…。いやいや、おにぎりとかトーストなら分かりますがね。よりによって、カップラーメンを食いながら歩くとはね。全く以て君には恐れ入ったさ、ミスタ。

さらにスープを啜っている状態で自分との会話を試みようとするんだから、その芸当はそんじょそこらの奴等には真似出来ねえぜ。


黒「あ、ああ…(←何を言うべきか出てこない)、後で、研究室で」

Mr.「むむうむんむむむ~(←解読不可)」


彼は片手でカップを口に傾け、片手で自分に手を振り、颯爽と階段を上って行きました。

…流石だぜ、ミスタ。



そんな愉快な研究室。

明日からは別の操作に取り掛かれそうです。

しっかし、顕微鏡の操作がなかなか上手く行かないな…今日の授業で実習も出来るかと思ったけど、予約者オンリーな雰囲気で結局詳細を聞かずに終わりました。残念。

DAPとFITCがやっぱしネックだよなあ…あの褪色の恐怖をどうにかしてくれ。