今日から学科の専攻実験開始。

実験とは名ばかりの、ほぼ機械説明で終了する知識的授業。(何)

多分これから実践もするんだろうが…

今日は本気でスライド説明&希望者のみ機械見て操作説明で終了しました。早ッ!普通に研究室の方の実験出来たよコンチクショー。

昼休みにさっさと試薬調製してBig-Dyeかけとくんだった…。

ただでさえ今月中に終わらせろと云われてる(らしい)のに…!


話が逸れましたが。

今日説明を受けたのはなんとかマイクロアレイ…だったかな?全然違う気もするが。

ええと、ざっと800万くらい?の機器だとか言ってたような。車何台買えるとか何とか言ってたような。

まあ、これから先もウン百万の世界の機械の説明をして下さるそうで。

どうせ自分らの学費で配備されてるんだから、その分しっかりやらせて貰わんと。

実際に使う機会は無いかも知らんが…。



そういえば、Story Sellerとっくに読み終わりました。

ありがちと思われるかもしれませんが、『333のテッペン』が私的お気に入り。

だって…彼の殺伐とした雰囲気が堪らなくイイじゃないすか…!時々黒いけど。←

あの主人公の独白が、本人は真面目だと思うんですがどう見ても普通とかけ離れている。本人は普通の平凡な一般人を目指しているのに、思考が普通じゃないからそのギャップが妙に笑えました。

(以下『333…』に関してネタバレあり↓)




先ず吹いたのが、「近いうちに殺害しなければならなかった」。

何処の一般人がそんなリアルな単語使ってしかもmust的にそういう台詞を言いますか。そんなこんなで、北村氏との遣り取りは結構好き。彼の「笑える」が何ともムカつくんですが、何だか憎めない気もする。シメだし。

華野氏といい松葉氏といい赤井氏といい岡地氏といい、個性派キャラが目白押しな所も好き。


後は松葉氏のエアホッケーが最高。

1人ホッケーをやってる彼も笑えたし、2人ホッケーで完勝する主人公も素敵。

そこで何故か上から目線な松葉氏もやっぱり素敵(笑)何故だ…

あのコンビ、結構気に入ってたんだけどなあ。


ストーリーとしては月並みな(…)感じで始まって進んで終わってると自分は思ってるんですが、その中に主人公が居ることで明らかに話の色がそこだけ変化している。スパイスと言うか刺激と言うか異物混入と言うか。けれどそれだけで、言うなれば彼1人の存在だけで、話が2倍にも3倍にも面白くなってるような気がします。

これは見事だな、と感服しました。絶妙の役作り。

佐藤氏の他の本も読んでみようかな…。




他のStory Sellerの物語も一通り読み終えましたが、何と言うか、我ながら自分は著者が望む読者の典型なのではないかと思いました。

著者がちょっとした引っ掛けを用意した(であろう)所で、その通りに躓く。

「え?!」って慌てて前のページを捲ってみたり、必死に頭の中で辻褄を合わせたり。最後のネタ明かし、を読むまで本気で意味が分からなかった内容もあります。読解能力に欠ける日本人。



さて、また本を探さないとな。

そろそろ専門書に戻していかんと。