本日通学途中、貧血にやられました。

あああ、久し振りの感覚…!何となく調子から予想はしてたんですが、見事的中ってことで。

結構リアルだったんで、学習の為に詳述してみる↓



それは電車に乗って50分も経つ頃のこと。

iPodで音楽聴きつつ、立ったまま寝たり起きたりを繰り返してました。

その内、首の後ろ辺りが鈍く痛むことに気が付き、ぐるぐる回したりしましたが俄然痛みは取れず。

ま・いっかなんて気楽に思ってたら、急におかしくなってキタ。


頭が重くなって電車の震動でゆっさゆさ揺れるようになって、上半身全体に倦怠感がキタのでこりゃイカンと。

外部情報をなるべくシャットアウトしようとイヤホーンを外し、鞄にiPod突っ込もうとしたら既に手が上手く動かなくて一度スカしましたよ。

オイオイオイオイ頼むから言うこと聞いてくれ俺の腕、と必死に鞄のポケットへ押し込み、目を閉じて視覚も遮断したんですが、どんどん気分が悪くなって息も上がってきたんで、こりゃいよいよマズイなと。


やばい、もしかしなくともこのままだと確実に急病人扱いになる…!!

電車止めるのだけは勘弁しろよ自分、と次の駅で降りることに即決定。他人様にンな迷惑掛けたとあっちゃあ、この先どのおまんま食ってきゃ良いのか。

とにかく急病人にだけはなりたくなかったので、根性で耐えました。


そろそろ次の駅に到着するという所、荷台に荷物置いてたんで降ろそうと目を開けてみたら、視界に白いスパークがあちこち現れて、白くなった部分が元に戻らなくなりました。

貧血起こした時に視界に妙なノイズが出るのは身を以て経験済みなんですが、今回はやたら激しかった。


あれ、これってポケモンでいう「目の前が真っ暗になった!」の白ヴァージョン??


なんて下らねーことを考えている間にも視界は白に塗り潰されていく訳で。

嫌だ、急病人にだけはなりたくねえええええええという一心で電車を降りました。かなり必死。

乗客を掻き分けて降りる時、既に視界はほぼ真白で押してる筈の乗客の背中さえぼんやりとしか見えない始末。

今思うと、相当やばかったらしい。うっはー。



それで電車を降りてとりあえず落ち着いたら、視界も晴れました。

そのまま暫くベンチに座って休んで、そろそろ大丈夫だろうかという辺りで各停に乗車。

流石に1限には間に合いませんでした。屈辱の遅刻…!正直、屈辱です。

時間厳守がモットーの自分にとって、これ以上の恥はありませんよ。寧ろ休んだ方がマシ。(それは無いだろ)


遅刻にイライラしていた所為か貧血にイライラしていた所為か、教室に入った自分は相当ヤバイ表情をしていたらしく「不審者かと思った」と友人に言われました。コノヤロー(笑)



まあ、そんなこともあり。

研究室の予定が狂ったのもあり、実験もせずに早く帰れそうだったので本日は授業後早々に帰宅。

帰って来た母さんに報告したら、即「病院行け」と言われて馴染の病院へ。


黒「え、そこまでしなくても良くないですか」

母「あんた、自分がどんだけハードな生活送ってたと思ってんの」


あ、そう言やそうかと納得。

先日まで屋久島行きーの大学行きーの清里行きーの大学行きーのしてたんだっけ。

すっかり忘れてました。確かに、自分の体力からすれば明らかに限界超えてそうな予定の入れ方だったけど、その場のテンションで乗り切れるものなんだろうか。


とりあえず病院行って、採血検査して一応薬を出してもらいました。

おまけに明日明後日も1限からだということで、朝の特急乗車券まで買いました。


黒「流石にやりすぎじゃないすか」

母「他人様に迷惑掛けたくないと思ってるんなら、これくらいやりなさい」

黒「スイマセン」


仰る通りです。

つー訳で、2日間特急で通学です。学生の身分で特急とは、何とVIPな…!




もうひとつ、やたらリアルだったというか、綺麗だと思った感覚。


視界が白くなる前か後か憶えてないんですが、頭の温度がすーっと低くなってく瞬間があったんですな。

その時咄嗟に浮かんだイメージが白い滝だったんですが。

宛ら脳味噌の上の方から下の方へと水が落ちていくように、すーっと冷たく感じられたんですよ。

脳細胞には感覚無いから、あれは血管の細胞か?


でも、あの冷たさが何だかとても心地良かった。

電車の中が若干生温かった所為もありますが、あ、ひんやりするなーなんて思ったもんです。

相当オカシイ状態だと思いますが。出来たら今後二度と体感したくないですが。


しっかし、あの滝は綺麗だったなー…