深く透明な海の底へ、軟らかい砂地へ。

私は何度でも、文字を書く。

たとえ灰色の波が通り、幾度と無くその文字が消されようと…


*          *          *


『所詮、私は飛べないのね』

小さな魔女は絶望して死んだ。

殺した男は仲間を集めて、宴を開いた。

Merry Christmas!

森深い雪山に、再び雪が舞い始めた。


*          *          *


自転車に乗る親友は、御手玉を1つだけ見つけたんだって。

いつもの坂道を下って行くと赤信号。

見慣れない3人の子供。

黙っている自分、でも胸の中は嵐みたいに荒れている。


*          *          *


あの時まで、確かに貴女はそこに居た。私達のすぐ傍に。

今でも、隣に居た貴女の熱が感じられるような気がして、私は腕をさする。

けれど、もう、思い出される情景の中にも貴女は居ない。

何処にも居ない。記憶の中にさえも。


もう一度、腕をさする。冷たいままだ。

彼女は居なくなってしまった。この世の何処からも。

それを思うと…涙が出た。



*          *          *


まさかの夢オチ4連発。まさか…!

今朝は二度寝までだったんですが。2回の目覚めで4つも夢を見れるのは何となくオイシイ気が。