釈迦と釈尊の違い | ノートさんのブログ

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 私は釈迦も釈尊もブッダも同じ意味に取っている。田上太秀(2000)『人間ブッダ』(第三文明社、レグルス文庫)によると、釈迦の本名は「ゴータマ・シッダッタ」といわれます。お釈迦様の幼名です。「すべてを成し遂げた人」という意味の名前です。したがって「ゴータマ・シッダッタ」は「ゴータマ族の息子・すべてを成し遂げた人」とい意味になります。(16。昔からお釈迦様のことを「釈迦牟尼世尊」と中国では呼んできており、この呼び名がわが国に伝えられました。この「釈迦牟尼世尊」というフルネームで呼ぶのが面倒になり、「釈迦」だけを残し、後の部分を省いて「釈迦」と呼ぶようになったと考えられます。(昔からお釈迦様のことを「釈迦牟尼世尊」と中国では呼んできており、この呼び名がわが国に伝えられました。この「釈迦牟尼世尊」というフルネームで呼ぶのが面倒になり、「釈迦」だけを残し、後の部分を省いて「釈迦」と呼ぶようになったと考えられます。(17「釈尊」は、「釈迦牟尼世尊」の釈と尊を取り出して、「迦牟尼世」を略して作った名前です。「釈迦牟尼世尊」は釈迦と牟尼と世尊の三つの言葉からなり、「釈迦族出身の聖者(牟尼)で、世間で最も尊敬できる人」という意味です。(18)


 田上の説は、全体として釈迦も釈尊もブッダも同じ意味でよさそうだ。