- 恐山の禅僧、南直哉(66)
- 人間はそもそもネガティブ。無理に夢や希望を持つ必要はない。
- 前向きになれと言われるけれど、『前向き』なんて、どっか胡散臭いんですよ。そもそも人間は自己決定で生まれてきたわけではないですから、パッシブ(受動的)なんですよ。アクティブにやれなんて無理でしょう。ネガティブを受け入れるところからはじめなければ。
- そうやって言葉を使わずにいると、何が起こるか。肉体と同じで、使わない能力は、どんどん衰えていきます。でもネガティブは自分の中に溜まっていく。内向を続けて、学校や、会社に行けなくなる。やがて必ず、心と体の健康を害します。
- 言葉っていうのは、対話でしか成り立たないんです。相手が何を考えているのか、自分の言葉が通じているのか。やりとりの中で問題が明確になり、気づきがあるんです。SNSの問題は、思いを一方的に『吐くだけ』だということ。そこにフィードバックはない。
- 自己防衛からネガティブなものを出さなくなっていく。しかし、ネガティブこそが人間の基礎です。これを無視すれば、存在自体が揺らぐのは当たり前だと思いますね
以下、為になる話が続く。
↑ヤフコメ
↑せいじの談話 海外で見て聞いてきた事を小学生に伝える「命の授業」川崎市小学6年生