サッカーのトレンドとはファッションのそれと同じように流行り廃りがある。2008年のユーロでスペインが優勝してからのトレンドはCBが高いポジションからのビルドアップが基本のポゼッションに見えた。ぞれが2010年、2012年と時が経つにつれて同じくスペインの一人舞台であったが、よりCBのポジションが高くなりより「縦に速い」ポゼッションになった。その完成形が2014年のドイツではないだろうか?
先ほど、カギカッコでかこった部分に見覚えないだろか?最近メディアを騒がせたハリルホジッチ監督解任騒動でメディアを騒がせたキーワードである。
このキーワードを聞いて思い出すのがイタリアの失態だ。カテナチオからの脱却、即ち、脱カテナチオだ。完全にコケたイタリアは今回W杯出場しない。わざわざトレンドに寄せたやり方で失敗する。オランダもそんな具合で出場できないんだろうか。
この件を見ると日本は逆のパターン。日本代表監督には西野朗が就いた。僕は戦術の分析が好きだ。西野のスタイルはとてもわかり難い。それはよく言っても悪く言っても、ベンゲルのようなとても抽象的な言葉でしか表せないものではないか?
ハリルホジッチ監督はアルジェリアで好成績を残した。W杯で結果を出した名声高い監督だ。西野朗はマグレで奇跡でブラジルに勝った。奇跡を卑下するつもりはない。
ただ結果が何よりも大切だよ。それだけ