えー、
暑かったなー今日。
暑かったなー今日。
登山部の親分と廻ってまいりやした。
TX南千住駅で下車、
浅草駅で下車だとちょっと遠い。
浅草駅で下車だとちょっと遠い。
用事があるのは駅の南側だけど、
南口に出ずに、
北口から駅西側をぐるっと回って浅草方面へ南下。
北口から駅西側をぐるっと回って浅草方面へ南下。
ちなみに、
南千住駅の南側は車両基地。

南千住駅の南側は車両基地。

通り沿いをまっつぐ歩き、


泪橋バス停を越えて明治通り。
ここを、
日光街道(昭和通り:国道4号)方面へ、
つまり西に向かう。
日光街道(昭和通り:国道4号)方面へ、
つまり西に向かう。
三ノ輪の交差点で土手通りに交わるので、
スカイツリーが見えるほうに曲がって進む。
スカイツリーが見えるほうに曲がって進む。
てくてくと歩くと、

ちょっとアレなジョー(でもオフィシャル)発見www

ちょっとアレなジョー(でもオフィシャル)発見www
と、
思っていると、
到着。
思っていると、
到着。
明治22年創業の老舗の天麩羅屋さんです。
現在は5代目とのこと。
現在は5代目とのこと。
いわゆる吉原遊郭の近く、
浅草寺の裏手にあたる場所。
浅草寺の裏手にあたる場所。
創業の頃の浅草界隈は、
遊郭は縮小してきていたものの、
人・金・モノの集まる繁華街。
遊郭は縮小してきていたものの、
人・金・モノの集まる繁華街。
浅草寺を核にした浅草公園をはじめ、
日本初の電気式エレベータがあり当時日本一の高さを誇った塔、
浅草十二階こと凌雲閣(残念ながら関東大震災で半壊)や演劇場、
とにかく人の賑わう場所だったのでしょうな。
日本初の電気式エレベータがあり当時日本一の高さを誇った塔、
浅草十二階こと凌雲閣(残念ながら関東大震災で半壊)や演劇場、
とにかく人の賑わう場所だったのでしょうな。
もともとは定食屋としての始まりだったようですが、
明治の終わりころに天麩羅のみ扱うようになったとか。
明治の終わりころに天麩羅のみ扱うようになったとか。
その天麩羅が有名なのもさることなら、
建物も文化庁指定の登録有形文化財。
建物も文化庁指定の登録有形文化財。
というのも、
もともとの店舗が大正12年の関東大震災の際に一度倒壊し、
昭和2年に現在の場所に再建後、
昭和20年の東京大空襲の戦火を免れた建物。
一世紀前の雰囲気を濃く残してます。
もともとの店舗が大正12年の関東大震災の際に一度倒壊し、
昭和2年に現在の場所に再建後、
昭和20年の東京大空襲の戦火を免れた建物。
一世紀前の雰囲気を濃く残してます。
店内の土間は黒光りしておりました。
さてさて、
天麩羅でござる。
天麩羅でござる。
到着したのが、
11:40過ぎ。
11:40過ぎ。
既に店内には満員のお客さん。
25席位かな?
店の外に10人程度の行列。
25席位かな?
店の外に10人程度の行列。
パイプ丸椅子がいくつかと、
メニューが置いてありました。

メニューが置いてありました。

あたしゃね、
もう来る前から、
もう来る前から、
「天丼・ハ」と「なめこ椀」って決めてた!
親分もそれにならって同じものを考えていたようでした。
徐々に行列の前に移動して行くと、
入り口横に、
誘惑への招待状が張り出されてあることに気付く。

誘惑への招待状が張り出されてあることに気付く。

「五代目天丼」
なん…だと…!
入口の注文取りの店員さんに聞いてみたところ、
「本日仕入れのあったいいタネですよ」
とか言われちまうと、
もうね。
もうね。
一期一会じゃないすか。
12:05過ぎ着席。
程なく着丼。

これですよ!
「五代目天丼」
「五代目天丼」
美しい!
上に乗っかってるクルッとしてるのは、
穴子の骨を揚げたもの。
カリッとしてて美味しい。
穴子の骨を揚げたもの。
カリッとしてて美味しい。
野菜はアスパラガス。
なお通常、
丼に蓋をのせて配膳されるのですが、
丼に蓋をのせて配膳されるのですが、
これには付いておらず、
取分け用に小皿が付いてきました。
取分け用に小皿が付いてきました。
(相席の御向さんは「天麩羅・上」の様子)
片や、
親分の注文した「天丼・ハ」、

親分の注文した「天丼・ハ」、

何となく「勝った」とつぶやく自分www
とは言え、
海老2尾と、
谷中生姜の天麩羅は羨ましい。
谷中生姜の天麩羅は羨ましい。
美味そうなのは間違いない。
共に結構なボリューム。
共に結構なボリューム。
特に穴子が凄い。

左から右へとはみ出ているのがそれ。

左から右へとはみ出ているのがそれ。
歯ごたえの良い蛸
さっぱりした鯛
ほろ苦い稚鮎、
ホクッとした鱚、
ふっくらした穴子、
諸々、
さっぱりした鯛
ほろ苦い稚鮎、
ホクッとした鱚、
ふっくらした穴子、
諸々、
香ばしい胡麻油でサッと揚がったこやつらに、
濃厚なタレがかかった一式を、
濃厚なタレがかかった一式を、
飯と一緒に、
黙々とかき込む。
黙々とかき込む。
はじめは完食すらも不安だったが、
気付けば、

完食。

完食。
ほんの10分弱、
至福の一刻。
美味かった。
天麩羅だけに、
胃がずーーーんともたれちゃったりするのかなと思って、
胃がずーーーんともたれちゃったりするのかなと思って、
胃薬も持ってきたけど、
必要なし。
必要なし。
美味い天麩羅って、
なんぼでも食えるぜ。
なんぼでも食えるぜ。
御馳走様でした。
あー、
また来るよ間違いなく。

また来るよ間違いなく。

森山田