随分昔、
古都税がどうのと論議されたとき、

あたしらの学校の修学旅行がありましてん。

何の順序やら覚えとらしまへんが、
名だたるお寺さんが、
行く直前くらいに突然、
拝むことまかりならん事態にならはったんです。

そんなんあった上に、
これいうような縁もこの地に持ち合わせておりまへんでしたので、

未だなかなか行けずであった、
ここ、
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首府京都!

帰省帰宅がてら、
下車www

いやぁ、
すげぇ駅ビルですなぁ。

縦に長いと言うより、
横に広いビル。

前回降り立った時には、
こんな立派なもんは無かったもので、
少々ビビったのでしたwww

大きさの割に空間を大きく使っているので、
開放感のある印象。

景観としては少し異色な気がしないでもないですが、
タワーと並んでまた京都の新しい一面として良いのかもしれません。


さてさて着いたのは、
午前10時をやや過ぎた頃。

京都に着けば何とでもなると思い、

っていうか、
鹿苑寺さえ行けりゃイイと思ってたので、
ろくに下調べもせず、

実家でオカンが、
「京都駅から『205』のバスに乗りゃいいのよ」
と言った張り子の虎のような軟弱の一言を携えての、
来京www

が、
着いてみれば、
何と容易なこと。

京都駅北側、
烏丸(からすま)口にバスターミナル、
出て右手(東側)の京都タワー正面あたりに総合案内所あり。

500円で市バス一日乗車券を買う。
案内図も一緒にくれたよ。

市内はほぼ(嵐山方面は含まないらしい)均一運賃で大人220円(小児半額)なので、
3回乗ればモトはとれる仕組み。

で、
「205」のバス停に列ぶ、

って待ってたら、
何よ、
洛バスって。

3系統のバス路線で大体の観光所は見て回れるじゃない。

これは便利と、
並び直す。

しかしいかんせん、
市バスに比べて本数が少ないのね。

でもまぁ、
不案内な旅人には、
ドキドキ待つくらいで丁度良い。

待つこと10数分、
「101」洛バス登場。

乗ってみれば満員のバスが発車。

四条烏丸を曲がり、

此度は、
二条城、
北野天満宮などをスルー。

目当ての鹿苑寺、
金閣寺道(みち)で下車。


着きましたよ、
北山鹿苑寺、
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来た!

いやー、
長かった。

いろんな意味でここまで長かったwww

急く足を止めることなく、
少しぬかんだ砂利道を歩く。

受付で拝観料を払い、
いざいざ。


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ヒーーーーハーーーーァ!

鏡湖池with金閣。

お決まりの角度から、
バシバシ撮るwww

ゴールドだよゴールド、
2階と3階だけ金箔、
ビバ黄金の国ジパングwww

今、
拝観料と書きましたが、
実際は、
イメージ 4

御札代として支払います。
この御札が入場券がわりだとか。

持ち帰って、
何に使うかは貴方次第!

なお敷地内には、
「不要な御札はこちらへ」ボックスもありましたがwww

にしても、
平日なのもあってか、
異国の方多し!

ニホンゴのヒト、
ホトンドイナカッタよ。

そういう志向の方ばかりだったので、
金閣の周りは人だらけ。

夕佳亭や方丈なんかは見る人皆無。
いやなかなか雅な造りなんですがねぇ。

ちなみに方丈は、
行った翌日から特別公開とかで見られず、
チイッ。


あ、
少し寒かったのですが、
前日雪が降ってたのでしょうか、
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陽の当たらない側の屋根に、
雪が。


何だかんだと、
小一時間。

日はまだ高く昇ったばかり、
時間はまだある。

一日乗り放題のバスチケットもあるじゃない。

ここで帰ってしまうのは、
阿呆だけ。

金ときたら、
銀でしょう。

東山行き決定www

なになに、
「102」洛バスとな。

バス停に行くと、
同じ目的の観光客が10数名、

次の「102」は約20分後、
待ってられんなwww

そこに颯爽と来たのが、
「204」市バス。

おや?
経由は少々違うが、
これも東山に向かうバス。

丁度良い。

が、
誰も動かず。

み ん な ど う し た ?

オイオイ、
そんなんじゃ、
いくら時間あっても足んねえよwww

洛バスだけが、
バスじゃあるめぇし。

なのに、
乗ったのは自分一人。

まぁ他の方々の都合なんぞ、
知るよしはない。

気にせず次へ向かうのみ。


それにしても、
京都の町名は面白い。

「牛若」、
「大将軍」、
「福王子」、

どなたwww?

「堀川今出川」、
「河原町丸太町」、

どっちwww?

「宇多野御屋敷町」、

うたのおやしき?

そして面白いくらい、
小さな区分で、
実に様々な地名がついてます。

不粋な行政の都合で町は合併され、
町名は少なくなるのが常。

素晴らしい。

この先千年、
変わらんでくれ。

バスのアナウンスを聞き、
点々と並んで残る京の町屋を見て思うのでした。


そんなこんなで、
着く、

銀閣寺道。










つづくwww












森山田義満