昔、
隣のお洒落なおねぃさんが、
クリスマスの日アタクシに言ったのです、
「今夜8時になればサンタがウチにやってくる」と。
隣のお洒落なおねぃさんが、
クリスマスの日アタクシに言ったのです、
「今夜8時になればサンタがウチにやってくる」と。
昨日8時、
ピンポーン♪
「え!
サンタ?(過剰な期待)
呼んでませんが何か用事?」
サンタ?(過剰な期待)
呼んでませんが何か用事?」
いえまさか、
クロネコヤマトの配達員でしたwww
クロネコヤマトの配達員でしたwww
そのサンタクロネコのお届け物が、
↓これ。

「江戸そば一筋」柴田書店 (1995/07)

「江戸そば一筋」柴田書店 (1995/07)
東京浅草「並木藪蕎麦」
先代店主、
故・堀田平七郎氏による遺文集。
先代店主、
故・堀田平七郎氏による遺文集。
これまた先週、
ブログ友達、
カメカメさんのお招きを受けまして、
カメカメさんのお招きを受けまして、
更にカメカメさんの知友であります、
Fさんを加えた三人で、
浅草徘徊をしてまいりました。
Fさんを加えた三人で、
浅草徘徊をしてまいりました。
事前にしっかり決まっていた行動としましては、
上記、
「並木藪蕎麦にて蕎麦をたぐる」
のみwww
しかしこの日は、
師走「浅草羽子板市」最終日。
師走「浅草羽子板市」最終日。
いつもに増して賑わう境内。
軒を並べる露店には、
所狭しと、
大小様々に見事なばかりの羽子板や、
今年の話題を扱った変わり羽子板が飾られ、
所狭しと、
大小様々に見事なばかりの羽子板や、
今年の話題を扱った変わり羽子板が飾られ、
見る人、
買う人、
撮る人、
買う人、
撮る人、
それぞれ思い思いの羽子板市を楽しんで居るようでした。
昼時でしたので、
目的の蕎麦をと思ったのですが、
目的の蕎麦をと思ったのですが、
いやーなかなかこれがwww
どこもかしこも人人人。
浅草寺でお参りを済ませ、
揚げ饅頭を食べながら迷った結果、
揚げ饅頭を食べながら迷った結果、
案の定、
混んでおりましたが、
混んでおりましたが、
ここは、
一階が「神谷バー」
二階が「レストランカミヤ」
三階が「割烹神谷」
一階が「神谷バー」
二階が「レストランカミヤ」
三階が「割烹神谷」
となっており、
上の階は意外にも空きが。
上の階は意外にも空きが。
外の喧噪から隔てられた空間で、
天ぷら膳をサクッと。
Fさんは電気ブランも堪能www
天ぷら膳をサクッと。
Fさんは電気ブランも堪能www
食後はゆるりと浅草徘徊、
合羽橋まで足を延ばし、
目につくものを気の向くままに物色♪
合羽橋まで足を延ばし、
目につくものを気の向くままに物色♪
休日だったので、
シャッターの降りた店も多かったのはちと残念。
シャッターの降りた店も多かったのはちと残念。
とは言いながらも、
すっかり日の暮れるまで見て回るwww
すっかり日の暮れるまで見て回るwww
いつしか夕刻、
茶の一つでも喫しましょうと店を探したところ、
適当な店がなく、
適当な店がなく、
Fさん提案でダメモトで赴いた「並木藪蕎麦」、
行列は数名!
許容範囲!
行列は数名!
許容範囲!
待つこと数分、
「いらっしゃいませ」の声と共に店内に。
勿論満員、
相席で着席。
相席で着席。
小綺麗に整った賑やかな店内、
それを見渡せる帳場、
壁には多すぎぬ数の品書きが貼ってある。
七味や醤油の類は一切卓上には無い。
それを見渡せる帳場、
壁には多すぎぬ数の品書きが貼ってある。
七味や醤油の類は一切卓上には無い。
仄かに蕎麦の香り漂う、
独特の雰囲気。
独特の雰囲気。
広くはない店内を、
花番さんが忙しそうに往来する。
花番さんが忙しそうに往来する。
上着を脱ぎ、
腰が落ち着いたところで、
腰が落ち着いたところで、
「もりそば」各々一枚に、
寒かったので「鴨抜き」を一杯注文。
寒かったので「鴨抜き」を一杯注文。
しばらくすると、
まずは「鴨抜き」登場。
この「鴨」は季節商品、
冬場のみ。
まずは「鴨抜き」登場。
この「鴨」は季節商品、
冬場のみ。
かぶせたフタの隙間から湯気の上がる器には、
鴨の切り身と鴨団子とネギ。
鴨の切り身と鴨団子とネギ。
ネギは任せたwww
三人でつつく。
三人でつつく。
鴨の切り身は脂が乗り歯ごたえを残しつつも柔らかく、
下味の付いた鴨団子は中まで熱がとおり口でホロホロとくずれる。
下味の付いた鴨団子は中まで熱がとおり口でホロホロとくずれる。
そして何より、
その鴨から出たダシと合いまった、
甘めのつゆの美味なること!
その鴨から出たダシと合いまった、
甘めのつゆの美味なること!
暖まるねぇ。
やっぱり燗の一つでもつけるべきだった!
やっぱり燗の一つでもつけるべきだった!
それらを食べ終わるかの頃に、
「もりそば」が。
「もりそば」が。
目をひくのは、
裏返されたザルと、
それに乗った蕎麦。
裏返されたザルと、
それに乗った蕎麦。
猪口とつゆ徳利と薬味が一緒に配膳される。
そして蕎麦湯の入った湯桶も。
そして蕎麦湯の入った湯桶も。
猪口につゆを注ぎ、
早速、
蕎麦を一口。
早速、
蕎麦を一口。
むっ!
辛い!
辛い!
成程、
東京一辛いとは言ったもの。
東京一辛いとは言ったもの。
しかしカドは無くこなれたまろやかな辛さ。
どっぷりと蕎麦をつけずとも良い訳だ。
どっぷりと蕎麦をつけずとも良い訳だ。
ひとすすりでいける分量の蕎麦をつまみ、
つゆにさっとつける。
つゆにさっとつける。
香る蕎麦の喉越しよし、
辛めのつゆも美味!
辛めのつゆも美味!
先程の鴨のつゆにもつけて、
蕎麦をすする。
これまた良い。
蕎麦をすする。
これまた良い。
辛つゆに戻ってわさびを入れる。
甘つゆのあとのこれも良い。
甘つゆのあとのこれも良い。
全部うめーwww
直ぐさま、
蕎麦が無くなったので、
蕎麦が無くなったので、
「もりそば」をもう一枚注文。
つゆを蕎麦湯で飲み干す。
そしてまた来た「もりそば」を、
同じ要領ですぐ食べ終わるwww
同じ要領ですぐ食べ終わるwww
将に、
本気の江戸そば。
本気の江戸そば。
本領に触れた気分、
今更日本文化に、
カルチャーショック。
カルチャーショック。
あっという間の出来事。
満腹ならぬ、
満足の腹で、
本日は終了。
満足の腹で、
本日は終了。
しかしながら、
本日万事、
写真取り忘れたことに、
この時になって遅まきに気付き、
愕然。
本日万事、
写真取り忘れたことに、
この時になって遅まきに気付き、
愕然。
やや、
いろんな感想を言いながら、
解散したのでした。
いろんな感想を言いながら、
解散したのでした。
良い一日であったwww
藪蕎麦は、
また行こう。
また行こう。
帰宅後、
その熱さめやらぬテンションで、
情報収集。
その熱さめやらぬテンションで、
情報収集。
見つけたのが一番上の書籍。
なんと驚く無かれ、
藪蕎麦の打ち方から、
辛つゆや甘つゆの作り方まで記載あり。
藪蕎麦の打ち方から、
辛つゆや甘つゆの作り方まで記載あり。
ひっくり返してあるザルの訳も、
つゆが甘辛二種有る訳も、
包み隠さず書かれており、
江戸そばにかける職人の情熱と心意気がギュッと詰まった一冊。
つゆが甘辛二種有る訳も、
包み隠さず書かれており、
江戸そばにかける職人の情熱と心意気がギュッと詰まった一冊。
これ読んでから食べに行くと、
また違う味わい方がある。
また違う味わい方がある。
カメカメさん、
Fさん、
蕎麦好きのみなさま、
Fさん、
蕎麦好きのみなさま、
もり山田