コンビニでおにぎりを買った。
その他少々買ったんだが、
店員がおにぎりをレジ袋に入れる時、
店員がおにぎりをレジ袋に入れる時、
「暖めますか?」
と聞いてきた。
常温のおにぎり好きなんで、
普段、
暖めることは無いんだが、
普段、
暖めることは無いんだが、
聞かれたんで、
「暖めるのと(暖めないので)どちらが美味しいですかね?」
と聞き返した。
さて、
ここで問題。
ここで問題。
とっさにこう聞かれた時、
自分がその店員で有れば何と答えるのが理想的か。
考えてみよう。
自分がその店員で有れば何と答えるのが理想的か。
考えてみよう。
そうは言っても、
答えなんて、
答えなんて、
「暖める」or「暖めない」or「どちらでもない」、
のうちどれか。
その1。
個人的な好みで答えて、
個人的な好みで答えて、
「暖めると美味しいですよ。」
→じゃあ暖めないと美味くないのか。
その2。
味には自信有りの商品なので、
味には自信有りの商品なので、
「このままでも美味しいですよ。」
→じゃあ聞くな。
その3。
そうは言われてもそれぞれなので、
そうは言われてもそれぞれなので、
「好みによると思いますよ。」
→じゃあ言われるまで黙ってろ。
質問とは言え、
答えを出すといろんな意見が返しが有るに違いない客商売。
答えを出すといろんな意見が返しが有るに違いない客商売。
たかだか数十秒のレジ応対で、
長々とやりとりするのも迷惑。
長々とやりとりするのも迷惑。
店員は答えた。
「どちらでもおいしいですよ。」
→そだね、だから選んだんだもんな。
限りなくこれが正解だと思う。
店員の意見ゼロ。
ある意味答えになってないが、
結局判断は客次第だと、
結局判断は客次第だと、
「あんた決めなさい。」と、
「私に意見を求めるな」と、
「私に意見を求めるな」と、
暗に、
言うておる。
しかも、
さらっと。
さらっと。
質問に質問返し。
これは結構高度なテクニック。
これがとっさに出来るかどうかで、
そやつのコミュニケーション力が計れるな。
そやつのコミュニケーション力が計れるな。
思わず、
おにぎり暖めちまった。
おにぎり暖めちまった。
これが、
マニュアルで決まった答えとかで無ければ、
マニュアルで決まった答えとかで無ければ、
出世するぜ、
あの店員。
バイトだったがな。
森山田