はじめに断っておく。
これを以下、
「そいつ」と呼ぶ。
「そいつ」と呼ぶ。
以下本文
先日、
全国展開している牛丼屋に行った時のお話。
その日は休日。
店内のキャパは30席弱。
店員は厨房含め推定3名。
夕刻で飯時。
結構混んできてて、
いそがしげ。
いそがしげ。
それでも充分客は回転していて、
大量注文の輩や、
モンスター系の客もいない。
モンスター系の客もいない。
ワタクシはおとなしく、
×ガ牛丼のサラダセット。
みそ汁ネギ抜き、
生卵に、
オクラ。
みそ汁ネギ抜き、
生卵に、
オクラ。
を、
それはもう上品におちょぼ口で、
箸先一寸を使い、
食しておりました。
それはもう上品におちょぼ口で、
箸先一寸を使い、
食しておりました。
ワタクシの丁度、
斜め後ろ。
斜め後ろ。
弱ギャル男一名含む男女7人で何やら、
「お、1.5倍牛丼ってウケるwww
これで×ガ牛丼頼んだら、
肉4.5倍じゃねぇ?」
これで×ガ牛丼頼んだら、
肉4.5倍じゃねぇ?」
だの、
ウケるポイントはよくわかりませんが、
楽しそうにワタクシが来る前から注文に悩める若人達がおりました。
ウケるポイントはよくわかりませんが、
楽しそうにワタクシが来る前から注文に悩める若人達がおりました。
その方達が、
ようやく重い腰を上げ、
"ピンポーン"と、
チャイム鳴らして注文しました。
ようやく重い腰を上げ、
"ピンポーン"と、
チャイム鳴らして注文しました。
そのうちのおひとかたは、
「やっぱ食うのやめとくわ。」
と店外に出て行かれました。
「やっぱ食うのやめとくわ。」
と店外に出て行かれました。
さぁ6人分、
一気に厨房は忙しくなる訳ですよ。
一気に厨房は忙しくなる訳ですよ。
このタイミングで弁当買いに来た家族連れもいます。
そんな中、
店内奥の方で、
「すんませーん。」
と、
通りのあまり良くない声で、
店員を呼んだ別の若人達がいました。
通りのあまり良くない声で、
店員を呼んだ別の若人達がいました。
賑わう店内。
音楽やアナウンスも流れております。
音楽やアナウンスも流れております。
厨房とレジに応対してる店員は、
忙しさもあって気づきません。
忙しさもあって気づきません。
「すんませーーん。」
2回目です。
相変わらず通らない声です。
客席にいたから気づきますが、
厨房ではわからないでしょう。
厨房ではわからないでしょう。
その時、
その若人達の斜め前に座っていたオバちゃま(二人組)が、
"ピンポーン"と、
チャイムを鳴らして注文をしました。
"ピンポーン"と、
チャイムを鳴らして注文をしました。
見かねたのでしょう。
ついでに、
ついでに、
「あそこも呼んでるよ。」
と店員に忠告。
オバちゃまいい人だ。
遂に待ちこがれた店員がやって来た若人2名。
開口一番、
「結ーっ構呼んだンすけど(怒)。」
キレ気味、
ここだけ声1.5倍で。
ここだけ声1.5倍で。
こういう輩、
嫌い。
おまえんちの近所で、
おっちゃんひとりでやってる、
カウンター4席位のラーメン屋じゃないんだ。
おっちゃんひとりでやってる、
カウンター4席位のラーメン屋じゃないんだ。
しかも2回呼んだだけ。
なにより、
オマエの居るテーブルに、
きっちり置いてある、
そいつあるだろ。
オマエの居るテーブルに、
きっちり置いてある、
そいつあるだろ。
みんなが使って店員呼んでる そいつ だよ。
オノレの非を棚に上げてキレる前に、
アタマと文明使えよ。
アタマと文明使えよ。
おかげで店内のオマエらのあたりから、
いやーな空気が伝播してんだよ。
いやーな空気が伝播してんだよ。
みんな同じコト思ってるぜ。
まわりのファミリー連れや、
ギャル男とその愉快な仲間達、
みんないい気分で楽しく飯食ってんだ。
ギャル男とその愉快な仲間達、
みんないい気分で楽しく飯食ってんだ。
おかげで、
腹一杯なのに飯食った気がしなくなったじゃねえか。
腹一杯なのに飯食った気がしなくなったじゃねえか。
空気壊すなよ。
One thing I could tell you is "人の振り見て我が振り直せ".
ワタクシ古い?
森山田(恥の文化の国出身)