なんだこの物語は。
暗い、とにかく暗い。

私はその男の写真を三葉みた事がある。
猿だ。猿の笑顔だ。醜く顔に皺をよせているだけなのだ。

冒頭からその詳細な表現でイメージの世界に引きづりこまれ、ゾクゾクと悪寒がはしり、鳥肌が立つ。

一人の男がこの世に生まれて、人を恐れ、蔑まれ、少しの幸せを感じながら、やはり最後は孤独に一人廃人と化す。

他人に馴染めず、偽りの自分を演じ、時に女に溺れ、酒に溺れ、薬に溺れ、そんな自分は『廃人』つまり人間失格。

一見非現実的な展開でありながら、誰しも誘惑に負ける弱さや、自身を喪失して死にたくなる、そんな一部分一部分に共感してしまう。実はこの主人公、自分なのでは?なんて感じてしまう不思議な作品。

自分の弱さをたまに世の中のせいにして。偽善者を嘲て。そんな世間への風刺にも見える。

主人公は自分の中に。ならば自分は人間失格?

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すっごく嬉しかったんだ。
『下平さんみたいになってほしい』
『彼女は何倍も苦労して、今の知識がある』
『彼女みたいには簡単になれるはずがない。』
『彼女みたいに知識を吸収して蓄積して欲しい』

初めて認められた気がした。初めて会社に"存在"してる気がした。
やって良かった。やってきて良かった。手を抜いた時は多々あったけど、自分には能力がないんだって何度も何度も泣いて、会社辞めたいって思ったけど。
感謝される事は、こんなにも人を救うんだね。単純かもしれない。でもこれを目的の半分にして、仕事をするのも良いかもしれない。
人生頑張ってれば、
こんな日もあるんだな。

人生って短いじゃない。
これからどんな人間になろうか。

イベントで出会った外人が言ってた。『僕が考える人生の意味は、インターナショナルな人間になること』
『仕事に意味を成してる人、人生のプランがある人がタイプ』

彼みたいになりたい、タイプになりたいとかそういった事じゃなくて、『人生についてでも愛についてでも、考えること。自分に向き合う事』をしなくちゃいけないって感じた。

人生の意味を問う事。

自分はなんのために生きてるんだー。

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(C) 2010フジテレビ・講談社・アミューズ・東宝・FNS27社
製作年: 2010年
製作国: 日本
日本公開: 2010年4月17日
配給: 東宝
カラー

いやー、千秋すぇんぷぁい。。
かっこよすぎ。アップで映るとそーでもないのに、あのスタイルをもってしての存在感。映画なスクリーンにも負けないキャラ作りのうまさ。というより、玉ひろそのままなんだろうな。
またのだめも。原作の素晴らしさありきなんだけど、やっぱりあの二人の演技力をもってして、まんがの雰囲気を忠実に再現したし、映画としての【のだめ】も作りえたんだと想う。
前編も二度観たが、後編も二度観間違いなし。
あの演奏はもう一度映画館で。



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