急に告げられた膀胱鏡を使った検査。
美容院にあるような歯科にあるような椅子に座り、カーテンで遮れ着々と準備が進みます。
「出血があるかも知れんから、バキュームの準備も」
などと言う医師と看護師の会話も聞こえてきました。
「では麻酔を塗ります〜 」と言われてジェル状の何となくひんやりするものが下腹部辺りに塗られます。
『あれ⁈ 麻酔って効きにくい体質やったような』という不安材料が湧き出てきましたが、ただ耐えるしかありません。看護師も「すぐに終わりますからね〜」と声を掛けてくださいました。
1分も経たないうちに医師が、
「狭いなぁ。狭くてこれ以上は無理…」と言いました。
医師が続けて、
「横のモニターは見れますか?」と言うので、横にある画面を見ました。
「今、こんな感じなんですけど、尿道が狭くてこれ以上は入らないですね」
ということで膀胱鏡を使った検査は、あっけなく途中で断念することになりました。
しばらく時間が経ち診察室に呼ばれました。
『これ、…この先どうしますか?』と聞くと、
「切って中を診る…、まぁそこまでは要らんと思うのでMRIで確認しましょう」となって、3月の下旬にMRIで膀胱の状態を確認することになりました。
医師から「こんな狭いところから血の塊が出るのも大変ですね」とか、
「尿道が狭いからおしっこを我慢して一気に出そうとしたら、血も出やすくなるでしょうね」と言われたので、もうおしっこは我慢しないと心の中で誓いました。
膀胱炎に効くという漢方薬をもらって診察が終わり会計を終えて薬局に行き、やれやれ終わった〜とひと息ついたのは午後5時。長い1日でした。
血尿、血の塊、尿道が狭い…
この先、血の塊が原因でおしっこが出なくなるイメージを強く持ってしまってスッキリしません。
今日は泌尿器科に来ましたが、放射線のことなので、なるべく早く2月の初旬に、今度は予約を取って放射線治療部の診察を受けることを決めました。
つづく。。