ずいぶん前になるけども
こんな記事をネットで見たのよ。
『らばQ』より
ウェストパークスクールのブライアン・ウォーカー校長は居残りの罰を受ける生徒に2時間半もの間、ヴェルディとモーツァルトを聴かせる方法を導入しました。
普通であれば反省文や同じ文字を何度も書くなどする居残りの罰ですが、その代わりにクラシック音楽を聴きながら校長先生のお気に入りの詩を書かせることにしたそうです。
すると4年前は50~60人くらいのいたのが、20人にまで減ったと言うことで、このクラシック音楽方式の罰が大きな効果を上げています。
音楽が流れ出すと生徒は嫌がるそうですが、できるだけ曲はシンプルなものを選択し、お構いなしに音量は大きくしているとのことです。
面白いのはクラシック音楽そのものが生徒に好影響を与えているというよりも、この罰を嫌がっていると言う点。
体験した生徒は「2時間にもわたる音楽地獄」だと伝えているようで、二度と味わいたくないと感じるそうです。
確かに言われてみると、子どもの頃に音楽の授業で聴かされるクラシック音楽は、退屈で苦痛だったなんて人も多いのではないでしょうか。
情操教育に良いとされるクラシック音楽ですが、罰として使うというのは面白い手法と言えますね。
いっそ聞きわけの悪い子どもには、ひたすら演歌や親父ギャグを聞かせ続ける……というのはどうでしょうか。
要は、2時間クラシック音楽を聴かされながら
詩を書かされることが何よりの苦痛とのこと。
このネタを「クラシック音楽で不良生徒を更正」なんていう
タイトルにする記者のセンスも相当すごいのですが
確かにいやだなぁ。
2時間強制で音楽を聴かされるのは。
いくらクラシック音楽好きの僕でも
受動的に聴きたいと思っていない音楽を
ずっと聴くのは耐えられません。
もちろん、「この演奏はだれだれかな?」なんて
推理して遊ぶ楽しみはあるとしても・・
気分の優れないときに
フランクとショスタコーヴィチとヘンデルを
続けざまで聴くのは、体力消耗のほか何ものでもありません。
ガーシュウィンのコンチェルトと展覧会の絵とハルサイ、ロー松という
名曲ぞろいでも大音量で続けて聴いたらもう当分音楽は
いやになるかもしれません・・
音楽を大音量で聴くのはジャンルにかかわらず
2時間がデッドラインではないでしょうか。
死ぬか生きるかの瀬戸際というか・・
やっぱ音楽は集中して聴くのが一番いいですね。
特に好きな音楽はBGMにしないのがいいです。
ま、特に落ちのない記事でした。