なにもこんな忙しい年末に・・・・



山田悠介にはまるのか。。



人待ちの本屋さんで。。



なんとなく入った本屋さんで。。



別に本を買おうと思ったわけではなく



読もうと思ったわけでもないのに。



ちょっと暇つぶしに読む本があったらいいかなって



ささっと読み飛ばせる軽いのがいいなって



短編だったら途中で止めてもいいかなって。



山田悠介なら軽く読み飛ばせるかなって。



8.1 Game Land (角川文庫 や 42-3)/山田 悠介

¥500
Amazon.co.jp

本当に何となく買った一冊の単行本



短編小説が3本入っていて



ジェットコースター。



イヤな話だな。



滅入る。



読みたくない。



でも。



気になる。



どうしても気になる。



最後まで読まずにいられない。



スリルがあるわけでもない。



ドキドキするわけでもない。



でも気になる。



大阪から会社まで



クルマの運転中、赤信号で止まるたびにちょっとづつ読む。



これがワタシの悪い癖だ。



別にお風呂入って髪の毛乾かす間に読み切れる短いお話だ。



別に急いで読まないといけないストーリーでもない。



でも気になる。



読まなければワタシも死ぬんじゃないかと。



ハンドルを持つ手の左手にはページを開いた単行本が・・



さすがにハイウェイをぶっ飛ばしながら本に目をやるほど



無謀でもないが



それでも誰もいない助手席に本を置くことが出来ない。



ワタシは相当バカな男である。



読んだら読んだで、これと言った感傷もないのだが



次の短編を読みたいとも思わないのだが



いざ読むと読み切るまで落ち着かない。



それも何日も分けて読むことが出来ない。



それが山田悠介でも宮部みゆきでも筒井康隆でも



語り口が誰であっても一緒なのだが・・



長編を買うのがちょっとこわい。



こんな僕に



決して話題作なんて薦めないでください。



お願いです。



もうこれ以上ワタシに本を読ませないでください。



この怒濤の年末を無事乗りきるまでは・・



(^ー^)にこにこ